人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

明日から7月 初夏ですね

2014年06月30日 | 写真

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明日から7月、早いものですねぇ~半年が過ぎてしまった。

はたしてこの半年間は何をしてきたんだろう?

いつの間にか夕焼け空も夏っぽい雰囲気になってきた。

こんな空を見ていると「夕涼み」なんて死語が浮かんでくる、年寄の証拠だな。

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初夏は、春に若葉を貪り食っていた毛虫が美しい蝶に変身する季節。

シジミチョウ科 ミズイロオナガシジミ 日本全国に分布します。

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道端では、どうでもいいような雑草の花が一斉に咲き始めます。

キク科 オニタビラコ (鬼田平子)


ワラビ

2014年06月28日 | 今日の雑感雑記

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昨日手稲山でワラビを採ってきた。

ここは標高約900m、まだ食べごろの大きさのものが沢山出ている。

重曹などと言う気の利いたものは持っていなかったので、そのまま茹でて

一晩水に晒しておいたがまだ苦い、全然アクが抜けていないのです。

この様な高地でヤセ地に生えているものは特にアクが強いようだ。

ワラビは、ユーラシア大陸から北アメリカ大陸にかけて広く分布するが、

ビタミンB1分解酵素、青酸配糖体、発ガン物質が含まれ、生では毒草

こんなシダ植物を食うのは日本人ぐらいなものらしい。

たしかにワラビのアクは舌先にビリッとくる苦さで、かなり強烈な毒の感じがする。

そういえば、ワラビの葉っぱを食っている虫を見たことない。

虫も食わんものを食う日本人とはまったく・・・・、でも汁の実・おひたし・油炒め

煮つけ・おでんの具などにすると美味しい。


29年ぶりの北海道駒ヶ岳

2014年06月26日 | 野歩き山歩き

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2014年6月26日、本日の夕日、小樽の高島岬赤岩へ日が沈む。

6月21日の夏至も過ぎてしまった、これからは日が短くなる一方である。

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実は昨日29年ぶりに北海道渡島半島の駒ヶ岳へ行ってきました。

馬の背から見た剣ヶ峰(1131m)、でも何か昔のイメージと違う。

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1985年4月13日に撮ったほぼ同じ場所からの剣ヶ峰、植生が無いのです。

29年経つと、火星の地表みたいだった馬の背に唐松とミネヤナギが進出していました。

後100年経つと、駒ヶ岳の馬の背は唐松の鬱蒼とした森に変貌するのでしょう、

次の噴火が無ければ。

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駒ヶ岳8合目付近のミネヤナギです。


今日の一枚 ボタンボウフウ

2014年06月22日 | 野の花山の花

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セリ科 ボタンボウフウ 別名:長命草・サクナ

分布:本州中部以南

    南西諸島では、海岸・集落の中何処にでも生えています。

宮古八重山諸島の民宿に泊まると、刺身のつまとして良く出てきます。

セリ科独特の風味があり、私的にはキライな味ではありません。

これを食べると「また南の島へ来たんだなぁ~」という実感が湧きます。

南の島ではありませんが、明日からちょいと温泉へ行ってきます。


霧と雨の写真ばかりなのだ

2014年06月21日 | 写真

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今朝の新聞に「札幌の雨、15日連続」 「明治18年の観測開始以来、6月としては

最も長い降雨記録」なる記事が載っていた。

春から初夏にかけての花々と、草木の緑が最も鮮やかになる季節、でもこれじゃなぁ。

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雨粒をまとったアカツメクサ。

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霧の中のハクサンチドリ。

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霞む緑にツクバネソウ。

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霧中に佇むオニシモツケ。

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番外:手稲山のティラノサウルス霧中に吠える。


6月18日の石狩浜

2014年06月19日 | 野の花山の花

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そろそろ海岸の方でも何か花が咲きだすころ、石狩浜へ行ってみたらやはり梅雨空だった。

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数は少ないが道端に咲くエゾスカシユリ、盛りを過ぎたころか。

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花の大きさが数Cmもあるので、これはオオマツヨイグサでしょう。

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海岸砂丘の一角、エゾノカワラマツバとハマヒルガオ、その他いろいろ。

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草むらの中に小さな小さなオオヤマフスマの花。

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ハマエンドウの豆、姿かたちはエンドウ豆そのもの。

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これは2011年7月中旬に撮ったヒオウギアヤメの群落、今年も咲くだろうか。


ナンバンギセルとオカヤドカリ

2014年06月17日 | 自然観察

まったくもってひどい天気が続づき、昨日から裏山も雲の中です。

こんな時は撮り貯めてあった(撮りっぱなしにしてあった)写真の整理をしています。

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ハマウツボ科 ナンバンギセル (南蛮煙管) 別名 オモイグサ

花の写真は沢山有るのですが、生育環境も同時に写った写真が出てきました。

ナンバンギセルは、主にイネ科の植物の根に寄生するのですが、

これはススキの根に寄生しているところですね。

空港だけが有る無人島、慶良間諸島の外地島(フカジジマ)で撮りました。

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同じファイルの中に有ったのがこれ、道の真ん中で始めたオカヤドカリの喧嘩です。

小さな貝殻のヤドカリが大きな貝殻を奪おうとしています。

決着はどうなったかって?いくら暇人でもそこまでは見ていませんでした。