今日は朝から終日シトシトと雨が降る。家の中でゴロゴロしていれば、ブログのネタも無し。昨年夏に一度UPし たが、ニセコ連峰の山の写真を少々高画質にしたものを再度投稿します。画面をクリックすれば大きく成ります。
ニセコアンヌプリ:ニセコ連山の主峰で標高1,308.5m、五色温泉登山口コースの中腹から見上げる。
イワオヌプリ:ニセコ連峰の中では最も新しい火山で、最後の噴火は約6,000年前と言われている。
標高1,116.0mで、頂上には直径1.0kmの噴火口と幾つかの溶岩ドームが有る。
ニセコアンヌプリの中腹から望む。
チセヌプリ:長沼越しに見るチセヌプリ、標高1,134.5m。チセとはアイヌ語で「家」の意味、確かに家の屋根の形 をしている。
チセヌプリ頂上から:手前からニトヌプリ(1080.0m)、イワオヌプリ、アンヌプリ、羊蹄山(1,893.0m)。
チセとシャクナゲ:シャクナゲ岳(1,074.0m)と麓のシャクナゲ沼。左奥はチセヌプリ、遠くにニセコ市街地。
目国内岳:前目国内岳(980.8m)のコルから目国内岳(1,202.6m)を見上げる。頂上は巨大な岩塊を積み上げ た様に成っている。
雷電山から:雷電山(1,211.0m)からニセコ連峰全山を望む。
ニセコ連峰は東西25kmに渡る一大火山群である。その中で雷電山は最も古い火山で、約200万 年前に活動を開始した。
ニセコ連峰の最西端、天狗岩から日本海に浮かぶ雲海を見る。
雷電山に押し寄せる雲海。
ニセコを代表する花、ツバメオモトの実。
風邪の具合が大分良くなったら、また何処かへ出かけたくなった。本当は残雪踏んで春山へ行きたいのだが、 まだ無理は止めましょう。地形的端っこは後日ということにして、今日は地理的端っこへ行きます。河川の源流・河口 も端っこですから、近くの石狩川河口まで。
石狩川は、大雪山系の石狩岳(1,967m)を源流とし、流路長268kmの全道一大きな河川です。
石狩灯台から河口へ向かう道、「うら若き女性が黒髪を潮風になびかせ、一人行く後ろ姿」なんてのは絵に成る が、オッサンが一人トボトボ歩いていたんじゃ「どうせ仕事にあぶれたオヤジが暇つぶしに来てんじゃないの」と、御 里が知れると言うもの。まあ、荒涼とした風景ではありますな。
石狩川河口、大河の割には川幅200m程しか有りません。
動植物の生きとし生ける物の気配が有りませんが、ハマナスの稚樹が砂の中から顔を出していました。
温暖化だけでは有りません、これも地球環境問題。キョロキョロ探したのですが、中国語やハングルは有りませ んでした。
人形とは言え、あまりゾッとしない光景。レイアウトなど、前衛芸術家が作ったみたいに良く出来ていました。
例によって、端っこバカ人間の記念撮影です。
歯医者通いに風邪引き男、山にも行けず野にも出れず、こんな時は何となくブルーな気持ちに成ります。人間暇 に成れば、余計な事を考えるもので。私、根っからの物理オタクなのですが、歳を取ると精神世界にも興味が湧い てきます。とは言っても、宗教やオカルトでは有りません、なぜこの世は「数学的」なのか、と言う事です。二十世紀 の物理学の革命は、「相対性理論」と「量子論」ですがその根底は数学です。数学を精神世界と言っては失礼か とは思いますが、実在を伴わず頭の中で構成された物には違いありません。
「相対性理論」も「量子論」も数学により構成され、その一部は観察と実験により確認されていますが、現代物 理学は、「何故そうなのか」を説明していません。科学とは「現時点で、最も確からしい事」と同義語ですから、素人の 無い物ねだりですが。
ここまで来ると「実在」て何だ、と言う論議になりますが、これは古くて新しい問題です。電子と反電子、陽子と 反陽子が出会うと、質量も電荷も持たないガンマ線に成ります。電子も陽子も本当に「実在」と言えるかは疑問で、物 理学者は「また哲学者の世話に成らなければならないのか」と嘆いているそうですが。
今年から欧州合同原子核研究機構の大型ハドロン衝突型加速器が稼働するそうですが、そうなれば「実在とは 何ぞや」と言う問題に、何らかの答えが出るかも知れません。一つ答えが出れば、より多くの疑問が発生するの 物理学の常では有りますが。
小樽市街地から高島岬へ向かう途中に、手宮洞窟が有ります。およそ1,600年前の古代人が残したものと言わ れています。同じ様なものに、余市町のフゴッペ洞窟が有る。「石狩挽歌」の中で、「古代文字~」と歌われてい ますが、どちらなんでしょうか?
実物はこんなもんで、良く解りません。
良く見ると、こうなっているそうですが?
ところで「超古代文明」なんてのがオカルト雑誌なんかに良く出ていますが、特に定義は無いようですが有史以 前と言う事で、一万年前前後として置きましょう。有名な所では「ムー大陸」だの、謎の金属「オリハルコン」なんての が有りましたね。では、有ったとすればその遺跡は今何処に有るのでしょう。そうです、水深200mより浅い「大陸 棚」です。なんせ、その頃は海水準が今より100m以上低かったのですから。大陸棚を徹底的に音波探査すれば、 何か見つかるかも知れませんが、そんな暇と金が無いんでしょうね。
ややしばらく前からパソコンの調子が悪いと思っていたら①デフラグかけてファイルを整理した②マウスの中の マ イクロスィチが壊れていたので交換、現在はスッキリと生き返りました。てな訳でブログ再開。
端っこ大好き人間が、身近な端っこに行っていませんでした。毎日家の窓から見えている小樽の高島岬です。 こ れは行かない訳にはゆきません、JR小樽駅から往復12kmを歩いてきました。
高島岬周辺には、小樽水族館・鰊番屋・高島灯台などが有ります。高島灯台(正式名称:日和山灯台)と背景 の赤岩です。高島灯台は、1957年の「喜びも悲しみも幾年月」ロケの舞台となった所でもあります。(古~っ!)
岬の先端には、見事な安山岩の柱状節理が有り、海食洞となっていました。
端っこバカ人間が記念撮影です。これより先は日本海。