人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

ゴッホ  色  光

2017年09月30日 | 今日の雑感雑記


昨日ゴッホ展を見てきた、いかにもゴッホの絵らしい色づかいのゴッホの絵が展示されていた。
この頃は絵画と写真やCGとの境界がぼやけてきたが、ゴッホの絵は人の手が描いた絵画そのものだ。
遠くない将来、コンピューターがゴッホの絵を描く時代がやってくる、草葉の陰でゴッホ何思う。



絵画でもない、写真でもない、ゴッホの「寝室」の実物の写真、帰りに寄った紀ノ国屋に展示されていた。
絵画=写真=実物=認識=VR=実在とは?だんだん訳が分からなくなってきた。



写真なんてものはしょせん光の三原色の記録、記録自体は実体のない0か1、
有るのは赤い夕陽を見たという記憶だけ、その記憶も怪しくなってきた今日この頃。



緑色はいいな心が和む、この緑色はこの地球が有る限り毎年やってくる実在。
ボケが進んで記憶が薄れても、新緑の季節にはまた記憶が刷新される。



私が子供だった頃、今から半世紀以上前の昼間の青空は、
月夜の星空の様に濃い青紫色をしていた。
いかにこの地球の大気が汚染されてきたか、
今では成層圏を飛ぶ飛行機の窓からしか見られない色。

銭函天狗山へ行ってみた

2017年09月26日 | 野歩き山歩き


銭函天狗山の頂上付近が少し色づいてきたので行ってみた。



周りの山々もまだ紅葉には少し早い。



ススキの茂る銭函天狗山の頂上、今日は数人のお客さん有り。



頂上からいつもの石狩湾方面の眺め。



今日は魚眼レンズで撮ってみた。



ついでに崖下を覗いてみる、ヒェ~ッ!恐ろしや。



此処はロッククライミングの練習場、岩をやる人の気がしれない。

手稲山紅葉と十勝岳噴煙

2017年09月23日 | 野歩き山歩き


手稲山の紅葉を見に行ったのだが、まだ早かった。



天気良かったのだが、今日の頂上はお客さん少なかった。



色づいた所を切りとてみても、まだこんなもん。



毎年この木が一番に紅葉する。



ツタウルシは今が紅葉の真っ盛り。



ヤナギランの種の綿毛。



キノコケ



足元の小宇宙、苔と地衣類の世界。



十勝岳の噴煙が見えた。

カメラがほしい

2017年09月21日 | 写真


散歩カメラとして使っているPENTAX Q-S1、小型軽量で操作性が良いのでお気に入り、
だが明暗の輝度差の著しい所に派手にパープルフリンジが発生するのが玉にキズである。



Light room4 のレンズ補正できれいに消えるのだが、いちいちそんなことやっていられない。
Q-S1並みに小型軽量でAPS-Cサイズの撮像素子と高性能レンズを搭載した機種、そんなカメラ無いよなぁ。



Light room4を開いたついでにこんなことやってみた。少し黄葉したダケカンバを半逆光で撮ったもの。
パープルフリンジが出ているうえに、枝葉部分の露出不足で緑や黄葉の色のりが良くない。



ちょいと補正を加えるとこうなる、「写真は撮るものではなく、創るものだ」と言ったのはアンセル・アダムス。
創らずともフルサイズ機で露出を調整して撮るとこうなるんだろうが、大きい・重たい・高価だ、で手が出ない。



台風一過夕暮れの雲、この様な情景だとQ-S1でも綺麗に撮れるんだが。