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人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

世界遺産ー沖縄座喜味城跡

2006年06月30日 | 写真

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 世界遺産の城の中では、小粒だが其れなりに美しい城跡である。ただ何故か古の趣が 感じられないと思ったら、沖縄戦で破壊され、復帰後大規模な城壁修復工事が行われ た、とのこと。城壁以外は、建物の礎石跡が有るだけで、他には何も無い。

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 ①アーチ門の中央上部に有るくさび石が他の城には見られない独特のものとか。

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 ②二の郭の内部、何も無い。

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 ③一の郭の内部、建物の礎石跡が有るだけ。

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 ④城跡からはこんな物が見える。楚辺通信所、通称ゾウのオリである。


世界遺産ー沖縄勝連城跡

2006年06月28日 | 写真

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 14~15世紀ごろ、勝連半島中央部に建てられた勝連城は最も城らしい外観を備えてい ます。標高約100mの一の郭(本丸)からは360°の眺望が開け、北に金武湾を南に中城 湾を、そして近くの島々を見ることができる。首里城は別格とすれば、世界遺産の城の中 では最もすばらしい。

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 ①下グスクから勝連城全景、色の白い部分は近年行われた補修跡。

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 ②三の郭への階段と城壁。

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 ③三の郭から、二の郭・一の郭を望む。

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 ④二の郭に有る拝所跡。

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 ⑤一の郭から中城港湾方面を望む。

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 ⑥一の郭から金武湾方面を望む。海中道路・平安座島・宮城島・浜比嘉島と浜比嘉大橋が見える。


世界遺産ー沖縄中城城跡

2006年06月27日 | 写真

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 今年二月に世界遺産に登録されている沖縄の首里城、中城城、勝連城、座喜味城、今 帰仁城そして知念城を見学してきました。その時の写真を幾つか紹介します。各城跡の 平面図は「Nature Science」角川書店2002年6月号より引用させていただきました。

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 ①三の郭正面、新城(ミーグスク)とも呼ばれ、亀甲乱れ積みの技法により築かれてい る。独特の曲線美が美しい。

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 ②北の郭裏のアーチ門。観光客はここから城内に入る。ペリー探検隊がエジプト式と評 した精巧なアーチ門。

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 ③北の郭から三の郭への階段と、二の郭城壁を見上げる。

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 ④二の郭南側城壁、手前の石囲いは拝所、遠くに中城湾が見える。

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 ⑤二の郭より一の郭正面入り口を望む。

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 ⑥一の郭南側城壁、右手は琉球石灰岩の急崖が切れ落ちている。

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 ⑦南の郭拝所、この他に久高島遥拝所も有る。

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 ⑧正門の石垣。

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 ⑨カンジャーガマ(鍛冶屋跡)と言われるが、何だか良く解らないらしい。


カンボク

2006年06月25日 | 写真

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 両性花の周りを装飾花が綺麗に円形に取り囲み咲いていました。カンボク(肝木・スイカ ズラ科)不思議な名前なので広辞苑で調べたが、名前の由来までは書いていなかった。 英語名はWater - elder と言うらしい。年老いた水?と思ったら、elder にはセイヨウニワト コの意味も有った。では water は何の意味だろう。辞典によれば water には煎じ薬の意 味も有る。カンボクの果実は薬用にするらしいので、Water - elder は煎じ薬に成るセイヨ ウニワトコ とでも訳しておきましょう。ホントかな?


北海道観光を考える・その2

2006年06月17日 | 今日の雑感雑記

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 先日の北海道新聞に「道内旅行行けば行くほど飽きるーライバルの沖縄と対照的」とい う記事が載っていた。観光旅行の目的は、非日常の自然環境と文化に触れること。文化 とは、衣食住・生活習慣・芸能などに代表されるもの。観光目的の一つに、その地域の食 が有ります。北海道の食のイメージとして、カニ・ウニ・イクラその他海鮮食材が思い浮か ぶ。ある友人の話「北海道ではウニなんぞはドンブリで食ってますよ」とホラを吹いたら後 日、本州の知人から「こんどそちらへ旅行で行くからウニをドンブリで食わせてくれ」泣く泣く 大枚をはたいてウニをドンブリ一杯買ってきたそうな。

 北海道の人間だって、毎日毎日カニやウニを食っているわけじゃない、観光イメージの 食材と北海道の食文化は一致していないのだ。これに対して沖縄旅行に行ったら一度は チャンプルー料理と沖縄そば、そして泡盛ぐらいは飲むはずだ。これらの食材は観光用 ではなく、沖縄の食文化そのもの。沖縄は旅行者にとっての非日常が、観光用ではなく地 域の文化そのものの中に有る。北海道はその歴史的生い立ちからして、独自の文化を持 っていない、ここが観光地としての致命的欠点である。だからと言ってアイヌ文化を持ち出 して、これが北海道だ!なんて言わないで下さいよ、ますます嫌われます。写真はゴーヤ ー・さんぴん茶とオリオンビールの三点セット、誰が見ても沖縄。誰が見ても北海道の三 点セットは何だろう?


北海道観光を考える

2006年06月10日 | 今日の雑感雑記

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 北海道の観光地は、自然一流・施設二流・サービス三流と言われます。昔に比べれば、 北海道の自然も相当破壊されてきましたが、まだまだ見るべきものは残っています。施設 は利便性や快適性を指しますが、これは一頃に比べれば幾らか改善されてきたみたいで す。問題はサービスです。サービスとは単に客あしらい(北海道はこれが極端に悪い)だ けではありません。人工的景観や北海道らしさを感じさせてくれる演出も含まれます。

 この写真は20年前の阿寒湖の土産物屋のものです。殺人でも15年経てば時効だから、 この写真に関しては糞味噌に言わせてもらいますよ。ワタシャ一瞬アメリカ村へ迷い込ん だかと思いましたよ。このド派手な色彩感覚、何で看板にローマ字なんだよっ、喫茶店の 名前が宇宙人?普通の民家の正面だけログハウス調にするんじゃない!

 これらどれを取っても「アイヌコタン」のイメージは有りません。アイヌ民族の文化を愚弄 しているとしか思えません。国内観光客だけならまだしも、外国の人はどう思うでしょう? その後阿寒湖には行っていないので、ネットで調べてみたら色彩感覚だけは改善されて いるようだったが、北海道の自然にはマッチしない異次元空間の感じ。やはり喫茶店の名 前は「宇宙人」でいいのかな?


キンギンボク

2006年06月09日 | 写真

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 今日は樹木の花、キンギンボク(金銀木)またはヒョウタンボク(瓢箪木)です。公園樹や 生け垣などに植えられ、何処にでも有る樹ですがこの時期花を咲かせます。小さく地味な 花ですが、拡大して見れば真綿で出来ている様な感じです。秋になれば、赤い実が二つ 並んで着き、瓢箪木の名はここから付きました。