人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

春の芽生えと乙女の滝

2021年04月30日 | 野の花山の花

裏山に山桜咲く、やっと春の兆しが、これからの春は駆け足でやってくる。

 

そろそろミツバ(三つ葉)が出てくる頃なので行ってみたが、まだ小さかった。

 

ニリンソウ(二輪草)の花が咲きだした、くせのない山菜なので今年もいただきましょう。

 

イワガラミ(岩絡)これも山菜、キュウリに似た香りがするそうだが、食ったことない。

 

エゾノホソバトリカブト(蝦夷細葉鳥兜)これは食ってはダメ、死にます。

 

エンレイソウ(延齢草)名前からすれば不老長寿の薬草みたいだが、はたして。

実はアイヌ民族の食糧、根茎は漢方薬の原料とのこと。

 

ヒトリシズカ(一人静)食い気より花を愛でる植物。静御前の舞姿。

 

ヒメイチゲ(姫一花)落ち葉の中から春一番に咲く小さな花。

 

雪解け水を集め水量の増した乙女の滝、周辺の木々にまだ緑はない。

 


月と貝殻

2021年04月27日 | 日記

今夜は今年二番目に大きい満月ということで、出てくるのを待ち構えて撮ってみた。

今年一番大きい満月は5月26日で、同時に皆既月食です、晴れるといいな。

 

天気が良いので海へ行ってみた、相変わらず何もありません。

 

海岸から手稲山を眺める、山はまだ冬山だ。

 

変わった模様の貝殻が有った、何て名前だろう。


4月21日の手稲山

2021年04月23日 | 自然観察

手稲山(1023m)頂上の雪も解けてきた、風の強い所なのでこれからの雪解けは早い。

 

周辺の山々の雪も少なく成ってきた、山菜も出るし熊も出る季節だ。

 

堅雪なので道を外れて山の中を歩いてみた、なにやら変な木が。

 

ダケカンバの木からアカエゾマツが生えている、着生木だ。

 

倒木の根むくれ、ではなくて抱えている石と周辺のなだらかな地形に注目。

 

大小不揃いの石で角がとれて丸くなっている、すなわち崖錐性堆積物とその地形。

今時山へ行っても、草木の芽吹きも無ければ花も咲いていない、こんな物しか見る物が無い。

 

頂上の気温+2.0℃、この温度計マイナスの記号がない。


裏山の小さな春

2021年04月21日 | 自然観察

裏山の雪はすっかり解けてしまったが、まだ木々に緑はない。

 

雪解け水流れる水辺のフキノトウ。

 

春一番に葉を広げるのはハンノキ。

 

春と言えばやはりこれ、行者ニンニク。

 

これも春の山菜、ヨブスマソウ。

 

小さなエンレイソウも咲きだした。

 

小さくても花は花、チシマネコノメソウ。

 

オオイタドリの新芽、夏には背丈を越える大きさになる。

 

ジャゴケの新芽(若葉?)が出てきた、こんな所にも春が。

 

シロキツネノサカズキモドキ、小さなキノコなので下草の無い今でなければ見つからない。


月と火星と台風と

2021年04月18日 | 自然観察

これは4月11日に撮ったおうし座へ移動してきた火星です。

 

昨日午後8時ごろ空が晴れていれば、この様な月のすぐ上に火星が見えていたはず。

なお、この写真は約一ヶ月前の西の空の月ですが。

 

昨日最大勢力に発達した台風2号、今年の台風はどうなるかな。


季節は巡る

2021年04月16日 | 写真

北国の今時の野山に有る物と言えば、オオハンゴンソウの種の枯れた抜け殻。

 

残雪とフキノトウと朽木に生えたキノコ。

 

アカエゾマツの老木の木肌、いずれも若々しい生命感の無いものばかり。

 

北国でも六月下旬になれば野山に命の輝きが満ちてきます、コシアブラの若葉。

 

一方南の島では一年中青葉若葉が茂る、シマオオタニワタリの若葉と未熟な胞子嚢。

 

そして野山には蝶が飛び交う、大きな羽のオオゴマダラ。


花も咲いたし虹も出た

2021年04月14日 | 日記

昨日の夕方雨上がりに虹が出た、空に大輪の花が咲く。

 

近所の公園でついに今年一番の花が咲く、ヒメオドリコソウの花が咲く。

 

オオウバユリの若葉がたくさん出てきた、芽吹きの緑が嬉しい季節。

 

つくしも出てきた、緑色でなくとも春の使者。


空は晴れても星が見えない

2021年04月13日 | 自然観察

4月11日は高気圧に覆われ、空が晴れていたので銭函の海岸で星空写真を撮ってきた。

南西の空にオリオン座とおおいぬ座のシリウス、札幌市街地の反対方向で空の暗い所。

データー:20mm    F  2.8   7.5秒 ISO  1600

 

一枚目と同じ方向をアストロトレーサーで120秒の露出をかけてみた、これ夜空ですよ。

地上より夜空の方が明るいという破滅的状況です。

 

気を取り直しカメラを西の空に向けてみた、おうし座のプレヤデス星団とヒアデス星団が写った。

海の向こうの明かりは小樽市街地。

 

画像処理して微光星を浮かび上がらせた、この中に有名な星座が写っていますよ。

柄杓の柄を下にした北斗七星です、右下に人工衛星が、左端に流れ星が写った。

 

夜の海と正面にカシオペア座、地球の夜空は明るくなった。