人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

雲の写真・その2

2021年01月31日 | 自然観察

これで二日続けて猛吹雪、出歩く人も車も見当たりません。

 

下層雲のうち最も地表に近いのが層雲、地面に接すれば霧、別名キリ雲。

世界気象機関による下層雲の分類は、この層雲と積雲と層積雲の三種類です。

 

層雲の中の亜熱帯の森、今は乾燥化が進んでいるが、かっての熱帯雨林の名残です。

 

中層雲のうちの乱層雲、別名あまぐも、雲が厚く雲底が暗く陰鬱な感じがする。

 

高層雲は空全体にベールが掛かった様になり、日傘が見られることがある。

 

世界気象機関による中層雲の分類は、この高積雲と高層雲と乱層雲の三種からなる。

 

高積雲が波状雲となったもの、上空の風が強く波打って流れている。


雲の写真・その1

2021年01月30日 | 自然観察

今日は吹雪で何も見えないし何処へも出掛けていないので、以前撮っておいた雲の写真です。

こんな天気の日は、べつにコロナじゃなくても巣籠生活、このごろ運動不足。

 

雲は高さによって下層雲(ほぼ0m~2000m)、中層雲(2000m~7000m)、上層雲(5000m~12000m)に分類される。

この雲の雲頂はほぼ600mなので、下層雲の内の層積雲に分類される。ではこの雲の中は。

 

下層雲は小さな水滴から出来ているので、雲の中は霧です。この場合は濃霧で湿霧。

 

層積雲の雲底が垂れ下がった乳房雲が夕陽に照らされている。

 

下層雲の内の積雲が山越えの強風のため吊るし雲となったもの。

 


冬の虹

2021年01月28日 | 日記

冬の虹、虹が出ているということは雨が降っている、冬の雨。

 

一方では、雲から落ちる雪が強風で吹き流されている。

昨日は気温が上がり、雨と雪が同時に降る変な天気。


マメ科ネムノキ亜科の花

2021年01月27日 | 自然観察

マメ科ネムノキ亜科オジギソウ(お辞儀草)、昼間に撮った写真だから葉は開いている。

この小さなポンポンみたいな花の中に雌蕊と雄蕊の両方が混ざっているそうだ。

 

マメ科ネムノキ亜科ソウシジュ(相思樹)、葉は退化して無く、葉柄が葉の様に変化したもの。

ソウシジュには幻覚作用の有る成分が含まれているそうだが、体験談は聞いたことない。

 

マメ科ネムノキ亜科ギンゴウカン(銀合歓)別名ギンネム、葉はオジギソウそっくり。

 

日の出前に撮りました、ギンネムもオジギソウ同様夜間は葉を閉じている。

 

ギンネムの種(豆)、これを食べると頭の毛が抜けてしまうそうだ、恐ろしや。


沖縄離島の夜空は暗いのです

2021年01月25日 | 写真

先日下地島でPENTAX  KP とアストロトレーサーで撮ったオリオン座周辺のJPG原画。

 

これを色々と画像処理してみたら、天の川の星々の中にバラ星雲が、

三ツ星を取り巻くバーナードループ、ベテルギウスの上のエンゼルフィッシュ星雲などが浮かび上がってきた。

こんなことが出来るのも、光害の無い離島の夜空が暗いため。

右上と左下の星像が流れている、撮像素子を動かして追尾するアストロトレーサーの限界か。


冬景色

2021年01月23日 | 写真

冬景色は色彩の無い世界、光と影だけになってしまいます。

 

久しぶりに裏山へ行ってみた、人間が三人いただけ、その他動物の気配がない。

 

 

道端のミズナラの木、静かに佇むだけだが、ちゃんと生きている。

 

アカミヤドリギ、緑の葉に赤い実が二個だけついていた。

 

川を渡る足跡、夜何かが走り回っている。


時差と食差

2021年01月20日 | 日記

一ヶ月も離島の小さな島で暮らしていると、無性に日頃食べていた朝飯を食いたくなった。

納豆飯・具沢山の味噌汁・辛口の塩じゃけに大根おろし・甘辛く煮付けた切り干し大根・たくあん。

なんのことはない、塩分多めの物を食いたいのである、高血圧なのに。

沖縄料理は出汁を効かせた塩分少な目の健康食が多い、しかしその盛の多さには辟易した。

 

1月14日 午前7時34分、北緯25度の下地島の日の出。

 

1月18日 午前7時5分、北緯42度の札幌市の日の出、その時差30分。


アストロトレーサーと精密キャリブレーション

2021年01月18日 | 写真

8年前にPENTAX  K-5Ⅱ と同時に購入したアストロトレーサー、

精密キャリブレーションが上手く決まらず長年不使用。

ネット情報で、ストラップを持って水平8の字にブン回すと良いとあったのでやってみた。

ストラップがブチ切れるのを心配しながらやってみた、

やってみたら一発で決まった、これなら使える。

 

まず撮ってみたのが今の時期、空高く昇ってきたオリオン座。

24mm(36mm)  F 4  120秒  ISO 1600  ソフトフイルター使用

 

薄雲かかるカシオペア座とアンドロメダ星雲(M31)。

24mm(36mm)  F 4  120秒  ISO 1600  ソフトフイルター使用 トリミング有り

 

南の空低くに、りゅうこつ座のカノープスが昇ってきた、左の明かりは宮古島市街地。

中国名で南極老人星、一目見ると寿命が延びる、これで今年一年ぐらいは生きられるかな。

12mm(18mm)  F 4  60秒 ISO1600  ソフトフイルター使用

 

12月27日午前6時20分に撮った南十字星を拡大してみた。

条件さえ良ければ宮古島からでもその全体を見ることが出来る。

再度撮影を試みたが、朝方晴天の日が無かったか、寝ていた。