トドマツやアカエゾマツがダケカンバと寄り添って生育している姿をよく見かけます。
これはトドマツとダケカンバの例ですが、両者とも相当の老木です。
なんでこんな不自由な生活しているのか、理由がやっと解りました。
これはダケカンバの上で発芽生育し地上に根を下ろしたアカエゾマツの例です。
トドマツやアカエゾマツの種子は、地上では暗色雪腐病菌に侵され発芽できないそうです。
したがって地面から離れた倒木の上でしか発芽生育できない、すなわち倒木更新です。
ところがダケカンバの場合は、生きた木の上でも発芽生育できるようです、
これを「立木更新」と名づけてみました。