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人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

夏の山道にエゾアジサイ咲く

2025年07月06日 | 野の花山の花

30℃前後で暑いと言っていたら、本当に暑い所の人には申し訳ないが暑いものは暑い。

暑さを写真で表現しようとしても上手くゆかない、まだ蒸し暑さが残った夕空なんだが。

 

昨日裏山へ散歩に行ってきたが、完全に夏山でメチャクチャ暑く、途中で背中の筋肉が痛くなってきた。

もしや熱中症では?年寄りは倒れる寸前まで自覚症状が無いそうだ、気を付けなきゃ。

 

エゾアジサイがちょうど見ごろを迎えていた、別名額紫陽花、甘茶の原料です。

 

道端にドクダミがいっぱい咲いていた、これはドクダミ茶の原料。

 

イケマはセセリ蝶類の食草なんだろうか。

 

ラン科オニノヤガラの頭部の花、草丈は1.5mにもなる。

 

何の花だか分かりますか、茶わん蒸しや親子どんぶりに添えられているせり科の植物です。

花の大きさは1.0mm以下、肉眼では白い粒にしか見えません、そうですミツバの花です。


今時のマメ科雑草の花

2025年06月30日 | 野の花山の花

セイヨウミヤコグサ、見ての通りマメ科の花です、

日本のミヤコグサに対してヨーロッパ原産の帰化植物であるから。

別名エボシグサ、形がエボシ(烏帽子)に似ているから、ならばマメ科の花はみな〇〇エボシだ。

いまの時期は原野がまっ黄色に成るほど群生している。

 

同じくマメ科のムラサキウマゴヤシ、別名アルファルファ、牧草です。

ネットで検索してみたら、ウサギのオヤツとして商品化されていた。

奇麗な色しているんだが、ウサギのオヤツとは、マメ科の植物は栄養価が高い。


近所の公園で アジサイ咲き始める

2025年06月28日 | 野の花山の花

この頃夜間から早朝にかけて霧が発生します、気温が高いせいでしょうか。

 

やっとアジサイが咲き始めた、ゲリラ豪雨にアジサイじゃ風情もなにも有ったもんじゃなし。

 

ナデシコ科ウスベニツメクサ、草むらの中の小さな花です。OLYMPUS TG-6  の顕微鏡モードで。

 

セリ科チドメグサの花です、これで5mmも有るか無の大きさです。

 

黄色い小さな花を咲かせていたヒメヘビイチゴが実をつけた、

毒にはならないが、味も素っ気も無しでとても食えたもんじゃないとか。

 

小さな蝶、ヒメウラナミジャノメです、日本全国に分布する。


山は夏山 シオカラトンボ

2025年06月24日 | 野の花山の花

山ではシオカラトンボが飛び始めた、夏ですね。

 

小さいけれど何の花でしょう?

 

ズダヤクシュ(喘息薬種と書くのかな)の花でした。

 

春の山菜アズキナ(ユキザサ)がこんなに大きくなって花を咲かせていた。

 

タニウツギも咲き出した、山歩きもいいけれどこれからは暑くなる。


夏至が近づく ヒメフウロが咲き出した

2025年06月16日 | 野の花山の花

6月21日は夏至、冬至を始点にすれば地球は太陽の周りを半周したことになります。

( 1.5億km×2×π)÷( 365×24 ) ≒107,000km/時の速度で太陽の周りをまわっている、一年経つのは早いわけだ。

暇になるとバカな計算しています、半年たつと枯れ木同然だった樹冠もこうなります、サワグルミの木です。

 

今年もまた道端の藪の中でヒメフウロの花が咲き出した。

 

ピンク色の濃淡がなかなか良いデザインの花です。

 

こちらもピンク色の花、ツリフネソウです、偶然か左右対称の配置になっていた。

 

セリ科ヤブニンジンの種です、植物に限らず地球上の生命体のデザインは千差万別、見ていて飽きない。

これが地球外生命体だったらどんな姿形をしているやら、見てもそれが生命体として認識できるかどうか?

別の見方をすれば、この地球上も138億光年彼方の宇宙も同じ物理法則に支配されている、

だったら同じような姿形をした生命体が居るだろうと言う意見も有ります。 

 

 


砂丘植物

2025年06月08日 | 野の花山の花

石狩浜の砂丘にも緑色が増えてきたので、砂丘に生える植物を色々と探してみた。

 

砂丘に生える植物といえばハマナス、ちょうど今が花の最盛期。

 

バラ科ハマナス(浜茄子)ハマナシ(浜梨)とも言う、

花には強い芳香が有り、茂みに分け入れば辺りに良い香りが漂う。

 

ムラサキ科スナビキソウ(砂引草)、種子は海流散布される海浜植物。

 

マメ科ハマエンドウ、花はエンドウマメそっくり、辺り一面紫色に群生している。

 

キク科ハマニガナ、一株ずつポツリポツリと咲いている。

 

カヤツリグサ科コウボウムギの雌花です。

 

カヤツリグサ科コウボウシバの雌花と種子です。


植物図鑑-100 ワニグチモダマ

2025年06月06日 | 野の花山の花

マメ科ワニグチモダマ(鰐口藻玉)、奄美大島以南の南西諸島と小笠原諸島に分布する。

花の形はカショウクズマメに似ているが、淡黄緑色のマスカット色が特徴的。

 

葛に似た葉をもつ蔓性植物、かっては小笠原母島のロース記念館の脇に群生していたが、今はどうなったか。

 

ワニグチモダマの豆、海流散布で分布を広げる、これは西表島の海岸で拾ったもの。

名前の由来は豆の形が神具の鰐口に似ているから、黒色の豆のヘソが鰐口の開口部に似ている。

私的植物図鑑は一旦これにて終了します、はてなブログへ移行した後どうしようかな?


植物図鑑-99 テイキンザクラ

2025年06月05日 | 野の花山の花

トウダイグサ科テイキンザクラ(提琴桜)、西インド諸島原産の外来種。

葉が矛形になるものはホコバテイキンザクラ、沖縄県内に多い。

この花の赤色は独特で少し露出を掛けすぎるとすぐに色飽和を起こしてしまう。

私的植物図鑑も99まできてしまった、最後の100番目は何にしようかな。

 

小笠原諸島父島の大神山から眺めたおおいぬ座とカノープス、

シリウスとカノープスは全天で一番目と二番目に明るい星です。

小笠原諸島まで南下すると、この様な位置関係で見ることができます。

亜熱帯の花と南天の星空、また行きたいな小笠原諸島へ。


植物図鑑-98 オガサワラビロウ

2025年06月03日 | 野の花山の花

ヤシ科オガサワラビロウ、小笠原諸島全域に分布する、これは母島南崎へ向かう山道で撮ったもの。

 

南崎へ向かう途中から振り返って撮った、林内に白っぽく見える樹木がオガサワラビロウの木です。

 

オガサワラビロウの実です、花期は4月~5月、結実期は11月~12月ごろとあるが、これは3月下旬に撮ったもの。

やはり亜熱帯の植物のライフサイクルはいいかげんだ。


五月下旬 手稲山に咲く花

2025年05月31日 | 野の花山の花

ダケカンバも新緑、なんですがこの木は二本とも老木でいつ倒れてもおかしくありません。

下を通るときは上を見上げています、下を見れば色々な草木の花が咲いていたので撮ってきた。

 

雪が解ければ一番に葉を伸ばし花を咲かせるのがツバメオモト。

 

樹木ではオオカメノキの開花も早い、山の中ではあちこちで白くなっている。

 

一方ではまだこんな状態も、オオカメノキのツボミです。

 

コヨウラクツツジの開花も早いです、小さいがツツジの花です。

 

大きな葉のサンカヨウ、雨に濡れると花弁が透き通てきます。

 

足元の小さな花、コミヤマカタバミです。

 

ヒメイチゲは彼方此方で沢山咲いていた。

 

数は少ないがフイリミヤマスミレです。

 

小さな花のキク科センボンヤリ、毎年同じ場所で咲く宿根草かな。

 

ムラサキヤシオツツジ、これが咲くと山は一気に華やかになる。