人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

今年も終わってしまった

2022年12月31日 | 日記

今年最後の日の出です、相変わらず天気が悪い。

2022年は退職以来どこへも旅行に行かなかった一年だった。

コロナ禍のせいだけではない、やはり気力体力が無くなってきたのか。

さて来年は気を取り直して少し動き回らねば、では皆さんよいお年を。

 

吹雪の後の森の中を覗いてみればこんな感じ、寒そうで年寄り向きではない。

でもこんな日は森の奥から美人の雪女が出てきそうで少しファンタジック。

 

亜熱帯の森の中を覗いてみれば一年中こんな感じ、暖かそうでこれは年寄り向き。

でも森の奥の方でガサガサッと音がすれば何か出てきそうで少し怖い、たとえばティラノサウルスとか。


雪の散歩道

2022年12月29日 | 日記

12月下旬の太陽は日中でも山の端よりも高くは上がりません。

 

裏山の散歩道もだいぶ雪が積もってきた、何も無いけど歩きます。

 

ミズナラの木にも雪が積もります、新緑の季節まであと数ヶ月だ。

 

ノリウツギの枯れ花にも雪が積もる、結局今年は南の方の島へは行かなかったな。

 

エゾシカの角の砥ぎ跡、お気に入りの木が有る様だ。


カタバミとムラサキカタバミ

2022年12月24日 | 野の花山の花

ここんところ毎日こんな天気、運動不足で体が変になりそう。

 

話題が無いのでカタバミ(片喰)の花と種です。種はゲンノショウコの未熟な種に似ています。

 

我が家の裏山のカタバミの花、茎が長く直立し花の一部が赤いのでエゾタチカタバミでしょう。

 

カタバミとムラサキカタバミ、花の大きさ葉の大きさが全然違います。

 

ムラサキカタバミは外来種だが、関東地方以西に広く分布します。

花は奇麗だが畑の雑草で嫌われ者、これは宮古島諸島で撮ったもの。

 

小笠原諸島のムラサキカタバミ、花の色の濃さが違う。


月の光は何色

2022年12月22日 | 自然観察

今日は冬至、日の出の写真を撮ろうと思ったが、曇っていたので未明の三日月です、二日前の写真ですが。

毎度の事ながら、歳を取ると一年の経つのがなんと早いことか、人生転がり落ちている様だ。

話は変わるが、水銀灯とナトリュウム灯では色温度がこれだけ違う、白い雪道だと良くわかる。

その一方、太陽光をそのまま反射しているせいか月は白く写っている、

月が露出オーバーにならぬ様に露出補正は-2.0に設定してあります。

 

月の光で撮った夜の風景写真、木々の緑は太陽光と変わらぬ発色をしています、星が出ているから夜ですよ。

月は何色に見えるか、人によって異なるそうだが私は黄色に見えます、本当は灰色なんだろう。


アーサーまたはヒトエグサ

2022年12月21日 | 写真

この頃まともに陽の光を浴びていません、北極圏で生活しているイヌイットの気分。

 

今日の暖かそうな写真は琉球石灰岩とアーサーです。

岩の根元にビッシリと付いたのが沖縄方言でアーサー、和名でヒトエグサ通称あおさ・あおのりです。

汁物に入れたり天ぷらにして食べますが、沖縄の天ぷらは本州のかき揚げみたいなもの、

それも具材よりも甘く味付けした衣の方が多い食べ物です。


ヤシ科クロツグ

2022年12月18日 | 野の花山の花

今日は暴風雪警報が出ています、車の雪下ろししようかと思ったがやる気が無くなりました。

 

寒いので暖かそうな写真、ヤシ科クロツグの木です。

 

まだつぼみだが、先端の方だけ少し咲いているクロツグの花です。

 

クロツグの実、今ではコミノクロツグもクロツグに統一されているそうです。

 

ヤシ科の植物の実だが食用にはならないらしい、あまり美味しそうには見えない。


亜熱帯の森の中には

2022年12月17日 | 自然観察

今朝は晴れました、雪の降っていない朝は何日ぶりか。

昨年12月17日の日記を見たら、一晩で55cmの積雪と書いてあった。

 

雪国の人間が南西諸島へ行くと、見たことのない植物が沢山有るのでつい写真に撮ってしまいます。

ビロウの木の有る森の中の道、亜熱帯地方独特の景観です。

 

何かの種がはじけた後と思われるが、解らないので写真だけ撮ってきました。

 

後で調べたら、トベラの種の抜け殻だった。

 

これも雪国の人間には分からない怪しげな植物、何のことないトウゴマの野生化したもの。

 

これも初めて見たときは何とも不思議な植物と思ったが、ヤエヤマアオキの蕾でした。


カメラスライダーで3D写真

2022年12月14日 | 写真

毎日こんな天気なので家に籠っています。

 

暇つぶしに道具箱の中のガラクタ集めてこんな物作りました、手動のカメラスライダーです。

 

近接撮影の3D写真の場合は、カメラを数mm~1.0cmほどずらして撮影します。

 

遠景の3D写真の場合は、カメラを10cm~20cmずらして撮影します。

数百m先の鉄塔と2.0kmほど遠方のビル群が立体的に見えるはずです。

 

どうしても裸眼では立体的に見えない人のためにこんな簡易実体鏡が有ります。

これはPENTAXカメラのおまけですが、東急ハンズあたりに売っているかもしれません。

 


今では昔の事

2022年12月11日 | 日記

この年寄りが若いころは、航空写真を裸眼で立体視する練習をさせられたものです。

久しぶりにやってみたら、目が覚えていたのか脳が覚えていたのか、ちゃんと立体視できました。

今じゃ国土地理院の新人研修でもそんなことやっていないでしょう、3DのVLの時代に。

 

ONE  SENT銅貨、アメリカの一円玉みたいなもの、カード社会のアメリカではもう使用されていないそうです。

これは1981年製造で汚れていたのでクエン酸溶液に一晩浸けておいたら銅の輝きが復活しました。

 

立体視に興味の有る方は、まずこれでやってみて下さい。

目のピントを無限遠に合わせ、右目で右を左目で左にコインを見る。

コインが三つに見えたら立体視できています、真ん中のコインにピントが合っているはず。

 

それではこれでおさらい、凸凹の有る被写体なので立体視を実感できます。

ではカメラを野外に持ち出し、3D写真を撮って立体写真を楽しみましょう。