人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

今時の手稲山の草花

2014年06月07日 | 野の花山の花

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キンポウゲ科 ミヤマオダマキ (深山苧環)

手稲山頂上でこの一株、石で囲って大切に保護されています。

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ユリ科 マイズルソウ (舞鶴草)

道の両側に葉が折り重なるようにして密生しています。

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シラネアオイ科 シラネアオイ (白根葵)

開花は段々と標高の高い所へと移動してゆきます。

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メギ科 サンカヨウ (山荷葉)

薄暗い林の中でひっそりと咲いているものもあります。

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カタバミ科 コミヤマカタバミ (小深山傍食)

林縁や道路脇に咲いています。普通の黄色いカタバミもあります。

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キンポウゲ科 ヒメイチゲ (姫一花)

雪解け早々に咲き始めますが、手稲山中腹では今が盛りです。

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ラン科 ハクサンチドリ (白山千鳥)

日当たりの良い所では早くも開花、これからどんどんと咲き始めます。

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ユリ科 オオアマドコロ (大甘野老)

ロープウエイ山麓駅付近のゲレンデに群生しています。

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アブラナ科 エゾハタザオ (蝦夷旗竿)とユキノシタ科 ズダヤクシュ(喘息薬種)

いずれも道端の雑草です。

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ユリ科 ツバメオモト (燕万年青)

手稲山では少しずつ増えているように見えます。

手稲山では春から秋にかけて多くの草花を見ることができます。

スキー場ゲレンデや頂上へ至る工事用道路側は年に一度草刈りが行われ、

空が開けた場所が出来、今まで劣勢だった植物が進出し種の多様性が高くなります。

これを生態学的には「中規模攪乱」といいます。

自然のまま放置すれば優勢種のみが繁殖し、人為的に大規模攪乱すれば

種の多様性は減少します。種の多様性のためには中規模が丁度よいのです。