人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

緑色欠乏症

2010年02月27日 | 写真

何やら私の場合は、植物の濃密な緑色に数ヶ月接していないと精神的に

変調をきたす様であり、これを勝手に「緑色欠乏症」と命名した。

葉緑素による光合成は、地球上の大多数の生命の基底であり人間もしかり。

したがって濃密な緑色の世界に浸っていれば本能的に安心感が得られる・・・心のビタミン。

と言うのはウソ、ただ単に温帯モンスーン気候の環境に生まれ育ったためであり

砂漠の民は砂漠に、極北の民は雪氷の世界に心の安らぎを感ずるのだと思う。

先ほど街へ出たついでに、北大植物園の温室へ寄ってきた。

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ヤシの木が生い茂るジャングルの中に居るつもり。

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野生のバナナの木を見上げているつもり。

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熱帯雨林の小池に咲くスイレン・・・のつもり。

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ムラサキカタバミの花。

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ムラサキカタバミの葉に付いた水滴。

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名前の分からないランの花。


青春18切符

2010年02月25日 | 今日の雑感雑記

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色彩の無い世界で、たまたま色の付いた物を目にしたのでパチリしただけです。

そこで思い出したのですが「青春18切符」¥11,500でJR全線5日間乗り放題というやつ、

今年は2月20日~3月31日発売期間、3月1日~4月10日利用期間です。

札幌から鹿児島までJRを乗り継ぎ、鹿児島から沖縄まではフェリーで行く、

貧乏人の暇つぶしにはなかなか良いアイデアなんだが、年寄りには札幌から鹿児島まで

列車に座り続ける体力が無い、だてに「青春18切符」と名前が付いている訳じゃないな。

18才の頃は、三日間飲まず食わずで一睡もせずとも死にやしない体力が有った。

そのぐらいでなけりゃこの切符の利用価値は有りませんよと、このネーミングは

言っているのだと思います(年寄りのひがみ)。


日が長くなりました

2010年02月23日 | 写真

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一時期午後4時半と言えばもう薄暗かったのですが、今日はまだ落日前です。

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今日も天気が良かったのでブラリ裏山へ、目の前にこんな小鳥が、なんでしょか?

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タランボの葉柄の脱落痕です。それにしてもこのトゲ、恐ろしいですねぇ。

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今の時期野山へ行っても色彩が有りません。白と青と茶色だけの世界です。


晴天の手稲山をD90で撮る

2010年02月22日 | 写真

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昨日はめったにない晴天に恵まれたので、Nikon D90 担いで手稲山へ行く。

無風で気温0°Cぐらいか、今年は気温が高いせいか綺麗な霧氷が発達しない。

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私も若い頃はああやってガンガン飛ばしたものだ、などと思い指をくわえて見ていた。

ハデに雪煙を立てるのは、板が流れているためであり、下手の証拠と言われるが・・・?

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ゲレンデ越しに藻岩山を見下ろす。

ちょうどこの辺りにヤナギランの群落が有るのだが、今年はどうかな。

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昨日は本当に良い天気でした。

それにしてもNikon D90 のマルチパターン測光はたいしたものだ。

画面に太陽を入れてもそれなりの画にしてくれる。

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定山渓天狗岳から余市岳方面の山並みです。

風向きによっては此処で雲が発生し、手稲区だけに雪や雨を降らせる事が有る。

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これもD90のカメラまかせで撮ってみた。

完全逆光であるが、雪面からの反射光がいかに強いか実感出来る画になっている。


雪が降ると節約生活

2010年02月20日 | 今日の雑感雑記

今年は本当に毎日毎日飽きもせずに雪が降る。気持ち暖かそうなヒカゲヘゴの写真です。

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今日も降ったり止んだり、歩いて三分のスーパーへ食材の買い物に行く気も起きず。

なので冷蔵庫の中を漁る、人参と牛蒡の切れ端、油揚げに乾燥椎茸、冷凍鶏肉

これらを細かく刻んで油で炒め、めんつゆ・みりん・酒・砂糖で味付けし炊き込みご飯です。

あとは、しっかりと「原産国 中国」と書かれた真空パックの筑前煮の具材が有ったので、

冷凍鶏肉の残りで筑前煮を造りました。ビンボー人の強い味方、中国なのです。

などと夕飯の支度を終えて外を見たら、ありゃりゃ晴れてきた。

でもまぁ、貧乏人は節約節約。


三日月

2010年02月18日 | 今日の雑感雑記

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昨日午後九時前に、山の端に沈む直前の三日月の写真。

今月は14日が新月であるから、正確には三日月ではなく四日月である。

それにしても月の満ち欠けとその呼び名は、風情タップリいかにも日本らしい。

22日が上弦の月、弓張り月ですな。したがって一週間後の3月1日が満月です。

3月3日は立待月(たちまちずき)、こんな名前を付けたのはどうせ暇な京都の公家達だろうから

京都の月の出の時間を調べたら21時04分、昔の連中は結構辛抱強かったみたい。

3月4日は居待月(いまちずき)、同じく京都で22時13分が月の出である。

3月5日は寝待月(ねまちずき)、月の出は23時20分さすがに暇な公家達も一旦寝てから

月の出を眺める、やっぱし暇な連中だ。


また島へ行きたいのだが

2010年02月16日 | 今日の雑感雑記

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今日は時々猛烈に雪が降って、アッと言う間に10cm程積もったがサラサラ雪である。

運動不足だがあえて散歩に出る様な天気じゃないので 椎名 誠 のバカッ本

「あやしい探検隊 不思議島へ行く」を読んでいた。

別にこれといった内容は無く、アホらしさが取り得の本なので暇つぶしには最適である。

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暇つぶしにバカッ本ばかり読んでいられないので、八重山諸島の何処か暖かい所へ

行きたいのだが、何となく今の時期は中途半端な感じがする。(この写真は12月下旬)

鹿児島県薩南諸島の温泉めぐり、なんてのも考えたのだが、九州とは言えまだ寒いだろうし。

硫黄島と口之永良部島の温泉がねらい目なんだが、今のところ計画倒れです。


プチ雪山登山

2010年02月14日 | 野歩き山歩き

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星置川と滝ノ沢川の合流点から南西へ延びる尾根上に標高310mのポコが有る。

昨日はこのポコ目指して、乙女の滝入り口付近からスノーシューで取り付く。

標高差150m、平均斜度30°のプチ雪山登山である。

この様な林の中の斜面をジグ切って登って行くのだが、年寄りには結構きつくて

大汗かいて頂上まで一時間もかかってしまった。

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何でこんな処へ登ったかって?

はい、此処からなら銭函天狗岳の大岩壁が正面から見えるんじゃないかと思いまして。

でも結果はこの通り、立木がうるさくて木の間隠れにチラリと見えるだけでした。

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手稲山もなんとか見えたが、立木が無ければ360°の大パノラマです。

時計回りに手稲山・奥手稲・銭天・石狩湾・札幌市街地が一望の下に見えます。

310mポコまでの散策路の整備と、展望の支障になる立木の最小限の伐採を行えば、

乙女の滝と合わせて市民の良い憩いの場と成るんだがね。

追記:尾根筋に赤テープが有った。やはり世の中には物好きが居るものだ。


ヒカゲヘゴの話し

2010年02月13日 | 今日の雑感雑記

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先日のオニグルミの脱落痕で思い出したのですが、葉柄の脱落痕といえば

何と言ってもヒカゲヘゴにかなうものは無いでしょう。

幹の上から下まで蛇のうろこ模様に似た脱落痕が規則正しく付いている。

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遠くから見たときは「ワッ!木の上にアナコンダが居る」と思いましたね。

なにしろ場所が、石垣島於茂登岳のジャングルの中の登山道でしたから。

はい、枯れて倒れたヒカゲヘゴの幹が木の枝に引っかかっていただけです。

それにしても良く似ていたなぁ・・・・一瞬怖かった。