本日も天気は良いが、昨日歩き回ったので今日は家で大人しくしている。
野山の花を求めて歩き回る様になったのは、退職後の事でそれまでは殆ど興味がなかった。
元々自然界一般、山岳風景・動植物・河原の石ころや夜空の星などを眺めるのは好きだったが
現役時代の仕事が無粋な岩石や土塊(つちくれ)を相手にしていた反動か、退職後は潤いのある
野の花々を眺め暇つぶしするのが楽しみとなった。
何と言っても山野草は種類が多く、尽きることが無いのである。
今手元にある「日本の野草」山と渓谷社の図鑑一冊でも1534種も載っている。残りの人生全てをかけても
見尽くす事は出来ないし、ましてや憶え切れない。
これからは、一つ憶えれば一つ忘れるというボケの時代に突入するのだから、なおさらの事である。
さらに私の持っている図鑑には載っていない野花に出くわす事が有る。
たとえばこれ、沖縄方面の海岸で良く見る小さな花なのだが、最近ひょんな事から名前が判明した。
奄美群島以南に分布するマメ科の多年草 ミツバコマツナギ(三つ葉駒繋ぎ:別名ナハエボシグサ)
別名の「ナハエボシグサ」で検索したら51件ヒットした。
ためしに「ハナエボシグサ」でも検索したら3件ヒットした、確率からすれば此方が間違いであろう。
てな事をやっていれば、良い暇つぶしに成るのだ。