6月14日の岩手・宮城内陸地震で発生した荒砥沢ダム上流地滑りは、長さ1300m 幅900m 落差148mで
過去最大と報道されています。
(写真は毎日新聞のホームページから転載)
過去とは、いつからの過去か解りませんが、日本にはこの程度の地滑りはゴロゴロしています。
これは私が月に一度は足を運ぶ手稲山の地滑りです。
写真中央部の比較的地形がなだらかな所、テイネハイランドからゴルフ場、国道5号線に至る長さ2700m
程の範囲がすべて地滑り地形です。
本来手稲山系は地形的に険しい所なのですが、地滑りのおかげでなだらかに成り、土地の有効利用
が可能になったのです。
増毛町雄冬岬地滑りの滑落崖の一部です。
雄冬岬地滑りは、二つの地滑りが複合したもので、両方会わせれば長さ2500m 幅2700m 落差250m
程の規模になります。
詳しくはegeoさんのブログ 「増毛町雄冬の山体崩壊」 をどうぞ。