南大東島とは、那覇の東方360kmにある楕円形の珊瑚礁の島、周囲20.8km・面積30.7k㎡。約4,800万年 前にパプアニューギニア付近で誕生した火山島が、フイリピン海プレートに乗ってドンブラコ・ドンブラコと日本列 島に向かって移動してきた。その間に火山島の沈降に伴い周囲には、裾礁⇒堡礁⇒環礁へと珊瑚礁が発達 し、環礁が再度隆起したのが南大東島である。これは隆起した環礁の内側の崖、小高い丘がグルリと島を取 り巻いている。
1900年(明治33年)八丈島からの開拓民が上陸するまでは無人島であった。このため街並みに古い琉球の 面影は見られない。島の集落「在所」の飲屋街と古い建物。
島の南端の日の丸展望台から北方を見た島の全景、ただただサトウキビのプランテーションが広がるのみ。