練習オタクの日々

3日ぼうずにはしたくありません!この日記とピアノのお稽古。練習記録とその他読書などの記録をつけておきます。

『ナビィの恋』 オリジナル・サウンドトラック

2004-12-14 | ピアノ・音楽
この映画について最近ひょんなところで話が出たので、思い出して今日はこのCDを聴いていました。

映画本編は、私の観た映画の中で、多分3本の指に入るくらい大好き。
思い入れも強すぎて、仕事しながら、とか、家事の合間に、とか中途半端に観たくないので、
今日はちょっと忙しかったため、映画ではなく、CDに・・・。

聴いていると映画のシーンがふぅっと頭をよぎってゆくのですが、
中でも、真昼間、大衆食堂だか、市場だかの前で歌っていたハバネラは衝撃でした。
どんなシチュエーションで歌っても、これはめらめらとした女の情念、みたいなものが周囲に漂ってくる曲なんだ、と実感しました。

あと、ウチナーグチのロンドンデリーの歌はなぜか涙をさそいます。
ダイアナ妃が好きな歌だった、と知っていて聴いたからかもしれません。

マイケル・ナイマンのピアノはいつの間にか聞こえてきて、なんとなく盛り上がったかな、と思ったらまた静かに遠ざかってゆく、これは沖縄の海、というよりはここではないどこか遠くの現実にはありえない場所の波の音、という印象です。

曲もよいのですが、歌詞カードに寄せられた桐野夏生さんの短文がなんだかすごく良くて、
読んでいるうちに泣けてきます。

ドレミファソラシドからレとラを抜くと沖縄の音階になると知った時は目からうろこが落ちました。
でも、それは三線の構造とかとなにか関係あるのでしょうか???

映画本編については、またいつか日を改めて必ず書く日がやってくると思います。