アップが遅くなってしまいました。
なんとなく記憶も薄れつつありますが、会期終了にぎりぎり間に合いそうなので、アップしておきます。
「ガレとジャポニズム」
サントリー美術館開館1周年記念展
2008年3月20日(木・祝)~5月11日(日)
ガレとジャポニズムとのタイトル通り、テーマがはっきりしています。
ガレが影響を受けた日本の芸術と、それが表現されたガレの作品が展示されています。
ガレが惹かれたという蜻蛉の絵柄の工芸を見ていたら、
ギロックのピアノ曲が頭の中に聞こえてきました。
なんだかいろいろなものを連想させる作品群です。
印象に残ったのは、日本の芸術に触れることによってガレが「触れて愛でる」ということに行き着いたことです。
確かにお茶などでは茶器を両手で大切に抱いて、その造詣などを愛でることがありますが、
それまで眺めて慈しむだけであった工芸品を惜しげもなく手で触れて感じる、という鑑賞の仕方にガレが到達した、ということ、それがとても印象的でした。
ガレの花器はそれだけでも素敵なのですが、お花を生けてこそ、そのよさも生かされると思います。
私がいけばなをお稽古しているからこそ、そう思うのかもしれませんが。
ガレの花器を見ていると、これにどんなお花を生けてみようか・・・とわくわくしてきます。
ガレが日本に影響を受けていたからこそ、和花なども彼の花器にしっくりくるのかもしれません。
会期は明日まで。
ガレ風の侘びさびを味わえます。
なんとなく記憶も薄れつつありますが、会期終了にぎりぎり間に合いそうなので、アップしておきます。
「ガレとジャポニズム」
サントリー美術館開館1周年記念展
2008年3月20日(木・祝)~5月11日(日)
ガレとジャポニズムとのタイトル通り、テーマがはっきりしています。
ガレが影響を受けた日本の芸術と、それが表現されたガレの作品が展示されています。
ガレが惹かれたという蜻蛉の絵柄の工芸を見ていたら、
ギロックのピアノ曲が頭の中に聞こえてきました。
なんだかいろいろなものを連想させる作品群です。
印象に残ったのは、日本の芸術に触れることによってガレが「触れて愛でる」ということに行き着いたことです。
確かにお茶などでは茶器を両手で大切に抱いて、その造詣などを愛でることがありますが、
それまで眺めて慈しむだけであった工芸品を惜しげもなく手で触れて感じる、という鑑賞の仕方にガレが到達した、ということ、それがとても印象的でした。
ガレの花器はそれだけでも素敵なのですが、お花を生けてこそ、そのよさも生かされると思います。
私がいけばなをお稽古しているからこそ、そう思うのかもしれませんが。
ガレの花器を見ていると、これにどんなお花を生けてみようか・・・とわくわくしてきます。
ガレが日本に影響を受けていたからこそ、和花なども彼の花器にしっくりくるのかもしれません。
会期は明日まで。
ガレ風の侘びさびを味わえます。