練習オタクの日々

3日ぼうずにはしたくありません!この日記とピアノのお稽古。練習記録とその他読書などの記録をつけておきます。

「日本芸術「今」展」

2007-10-27 | アート
東京藝術大学創立120周年記念企画
「日本美術「今」展」
2007年10月16日(火)~28日(日)
日本橋三越本店本館・新館7階ギャラリー

芸大の教授陣の作品展です。
残念ながら、私が存じ上げている作家は中島千波、日比野勝彦、平山郁夫くらい・・・。
逆にとても新鮮な気持ちで鑑賞できました。
とりとめもなくいろいろと思ったことを記しておきます。

最初のお部屋は日本画中心なのですが、
そもそも日本画と洋画の違いって、定義は???
画具、画材が違うということだけなのでしょうか?
日本画は紙の上に描いていますが、大きな一枚画というのは私がみたところ見当たらず、
紙を貼り付けた何枚かのボード(?)をつなぎ合わせて一枚の大作にしているものがほとんどのようなのですが、それは大きな紙を用意するのが不可能だからでしょうか???

中島千波さんはデザイン科ご担当、日比野勝彦さんは先端芸術表現科ご担当、
なのですね。納得です。
文化財保存学なんていうものもあるのか・・・。発見!

大西博さんと言う作家の透き通るような青の色が印象的でした。
直前に見たフェルメールと同じ、ラピスラズリを使用している、というのも印象的でしたが、そのほかに卵黄を使用していると知って驚きましたが、どうやら割りと普通に使われる画材のようですね・・・。学習!

最後のお部屋は工芸・彫刻のお部屋でしたが、個人的にはここが楽しかったです。
ステンレスのうねうねうねっているようなオブジェなど、どうやって作るのでしょう???工場???
綺麗な木枠で額装してある、漆が塗られたプレートを3Dアートのように重ねて作ってある作品・・・いいなぁ・・・。家に飾りたいです。

写真は中村政人の「7-ELEVEN JAPAN」
面白い!

ところで、会場となっていた日本橋三越、改装したのでしょうか?
案外よかったです。
B1のひとりランチがターゲットのようなイートインのフロア、気に入ってしまいました。
テイクアウトも充実!また来たい!