Il film del sogno

現実逃避の夢日記

蛇の道

2024-06-14 23:56:41 | 映画
6/14(金)晴れ
快晴の夏日。気温も30℃を超えて昼間はエアコンフル稼働。7:30起床。散歩、朝食、清掃。チャリに乗って近所のシネコンまで。11:40上映開始の邦画は本日初日。観客20名内外と出足は鈍いが皆さんインテリ然として映画通の面構え。いまや世界の≪クロサワ≫であるが、本作は1998年のVシネマのセルフリメイクである。オリジナルは哀川翔と香川照之のコンビ。本作は欧州合作でフランスが舞台。眼力のある柴咲コウが精神科医を演じて復讐に燃える父親を支援する。人は悲劇・惨劇の罪(咎)を誰かに被せずにはいられないものなのだろう。淡々と反復される捕獲・監禁に泥沼のような虚無感が漂う。観る者を煙に巻く意味深な余白や省略は黒沢清の真骨頂でもある。屈折したホラーとして観るのが一番座りがよいのではないか。機会があれば旧作を再見して比較検討してみたい。帰宅して兄貴分と2度目の散歩。公園の日陰を選んでゆっくり周回。夕方、花屋で洒落たブーケを調達。夜は新宿の中華料理店で元同僚の還暦祝いの宴席に出席。昔話に腹が捩れるほど笑い楽しい楽しい吞み会でした。22:00帰宅。
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