詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

秋刀魚焼く

2009年10月22日 11時08分08秒 | Weblog
今ならば 大人の答え 出せるけど

    折り合えず 母に叛いた 悔いを引き

                            


  【冠 句】 サンマ焼く 悔いを引き摺る過去消して

  【冠 句】 風に知る 虚勢を張った影何処

  【冠 句】 実を結ぶ 人恋しくて蒔いた種
 
  【冠 句】 サンマ焼く 二世帯暮らし根を下ろす

  【冠 句】 佳い話 嫁がはにかむ三人目

  【冠 句】 風変わる 子に護られる老いの場所


                       三人の 孫に囲まれ 睦まじく

                             サンマ焼き 今日の幸せ しみじみと


           

           お店に脂の乗った秋刀魚が手頃な値段で売っています。
           こんがり焼けた秋の匂いが部屋に満ち、こんな所からも
           小さな幸せを、ふっと感じます・・・
           
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2 コメント

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Unknown (花キャベツ)
2009-10-22 21:53:00
ポエム様

「サンマ焼く悔いを引き摺る過去消して」
この句、良いですね。

今回は秋の魚、サンマですね。
句から幸せに暮らしておられるご家族が目に浮かびます。

私も先週土曜の料理教室(男の)、サンマの煮つけと他2品でしたよ。

昨年10月近江八幡に行った時、白雲館の2階で一芸塾の柳沢俊久と言う人が葦で作った和紙に墨で美人画を描き、お弟子さんと発表会をしていました。名刺交換はしたのですがその後そのままです。ご存知ですか?

我々の旅行の温泉サミットの今年の結論は「感動は喜びであり、トキメキは苦しみだ」と言う二夜語りつくした紆余曲折の末の結論です。たわいない結論ですが時に真剣に時に笑いつつ・・です。感動を覚えるとき、トキメキを感じるときの実例も出ましたよ沢山。
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花キャベツさんへ (ポエム)
2009-10-23 11:33:07
感動する時、ときめく時、
何時までも”心の若さ”を忘れないことでしょうか・・・いいテーマでしたね。

白雲館は友人が秋に「陶器展」をするので、何度か行きましたが、柳沢様の発表会は残念ながら知りません。素敵な墨絵のようですね。
又覚えておきます。

いつもコメントをいただきありがとうございます。
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