詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

 病 窓

2009年03月24日 10時48分20秒 | Weblog
 初めての手術に臨んだあの日から、15年の月日が過ぎました。
 
 3ヶ月余りに及ぶ入院生活を、家族や姉妹に、そして多くの友人達にも支えられ

 普通の暮らしを送れる幸せを、今しみじみ噛み締めています。 


    【冠 句】 夕焼ける 病窓癒す一閃の絵   

    【冠 句】 夕茜 明日の手術を祈る空    

    【川 柳】 望遠鏡病窓からも初春の星

    【川 柳】 見舞い終え見上げる窓にVサイン

    【冠 句】 春めく日 病衣に似合う薄化粧


            キラキラと 夜空に煌めく 星の灯に

                 不安抱く 術後の涙を 癒されて・・・


          

           笑顔を忘れず、明日に向かって一歩ずつ
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2 コメント

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振り返られて (霧子)
2009-03-25 07:39:09
初めての手術。
どんなにか
不安でいらしたことでしょう。

でも時を経て消化され
今はむしろ懐かしい思い出として
こんな思い溢れるお歌が
生まれたのですね。

何とも言えない哀愁を
感じます。
返信する
霧子さんへ (ポエム)
2009-03-25 09:54:40
素敵なコメントありがとうございます。
手術の後の後遺症に悩む毎日ですが・・・

術後の3週間の寝たきりの地獄の日々を思い出すと、私一人では乗り越えられなかった心身両面のハードルでした。

今、趣味を楽しんで過ごせることに、体調面での不満を抱えていても、しみじみ幸せを感じます。
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