詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

心の音

2015年01月05日 11時31分33秒 | Weblog

皆様夫々に、佳き新年をお迎えになられた事と思います。

庭の木々も美しく雪化粧し、銀色に光る朝の景色を見て、心があらわれるように思いました。

昨日は、所属結社の『初春冠句事始式』に出席して、主幹、副主幹、先生方、そして多くの

句友と楽しく過ごしてきました。

京都にも雪がかなり降り、雪道をへっぴり腰で歩き、会場のお寺に向かいました。

厳かな雰囲気の中、各冠題の披講が続き、名前が呼ばれるのを期待して、、、

ドキドキしながら待つ時間に緊張が走ります。

間に京料理のお弁当を頂き、久しぶりの再会に話が弾みました。

雪のため、今年は出席者が少なく残念に思いましたが、和やかな良い句会でした。

成績はあまり光らなかったですが、また後日「句誌」が届いてから、並べたいと思います。

今日は、足腰に疲れが残り、椅子が無い句会は年々かなり厳しさを感じるようになって、

高齢の皆さんも足を崩して座られ、私と同じように感じておられるかと思いました。

 

さて、所属結社の1月号が届いています。 

新年を迎えるに当たっての気持ちを詠んだ冠句です。

 

             心熟れ 一点突破春そこに

                 (講評) 何か目標を立ててのことだろう。あくまで通過点に

                       過ぎないその一点ではあるが、達成感もあるというもの。

             心熟れ 漲る力迸る

             賢者の眼 世の風変える慈悲を帯び

             賢者の眼 光抱き寄せ開く扉

             本の嵩 懐深く生きた亡父

             初詣 爽やかに鳴る心の音

             今日二人 男の友情枯渇せず

             時満ちる あの日の一歩に今日の自負

 

      

                      

 

 

    本年も、心の音が響く「冠句」を沢山、生み出せればいいなぁと願っています。

    感性を磨き、視野をどんどん広げて、大好きな趣味を愉しみたいと思います。

    今年もどうぞ宜しくお願いいたします。 お立ち寄りいただき有難うございます。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あけましておめでとうございます (Kenny)
2015-01-07 09:57:36
益々のご健闘、素晴らしいことだと思います。日課で友人、知人のブログ、HPは出先であってもPCが備えてあれば旅館、ホテルからも全員訪問させて頂いてます。

新年を迎えるに当たっての句、先生の評を拝読する前に私も近い感想を持ちました。年の初めに持つ目標と一年過ぎての達成感(挫折も中にはありましたが)は嬉しいものです。また元気やる気に繋がります。「間に京料理のお弁当を頂き、久しぶりの再会に話が弾みました」 いいですね、いい景色です。 益々のご健勝、ご活躍をお祈りします。 

ギターも先生と今もお付き合い頂き、特別にさきらで弾かせて頂いてます。 先生の報道部長(撮影)です(笑) 
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あけましておめでとうございます (Kennyさま)
2015-01-11 15:45:56
ご無沙汰しています。
色々な趣味を楽しまれ、良い日々を過ごされておられる様子をブログで拝見し、kennyさんも頑張っておられるなぁと、心地よい刺激を受けています。

寒いお正月の句会、エイ!と気合を入れて行ってきました。高齢の方々の欠席、退会が増えて、句会の様子も少しずつ変わっている部分もあります。
年末、年始にかけて、2つの支部の選者の仕事も受けて多忙の中、頑張りました。

ギターはとても難しいですが、日々試行錯誤しながら、挫折しそうな進歩にも歯を食い縛り、続けています。
スイスイと弾ける日がくるのかどうか? 向かう山は高いです。


さきらでの演奏も含め、山やお寺、お城巡りなど、幅広い趣味を今年も楽しんでくださいね。

嬉しいコメントを頂きまして、有難うございました。
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