詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

音を響かせて

2021年11月12日 16時22分30秒 | Weblog
日々に紅葉が映えて季節の移り変わりを感じます。
コロナの終息が待ち遠しいですが、まだまだ不安が拭えず、少しずつ暮らしの
変化を感じながらも、様子を見て過ごしています。

ほぼ2年近く休会の続いたコーラスが1昨日再開しました。
久し振りに仲間と共に歌うことが出来て、皆この日を待ち兼ねていたのだなぁと、元気な声を聴きながら、取り敢えずほっとしました。
新調したコーラス用のシルクの長いマスクを付けて、少し違和感がありましたが、歌いこんだ数々の曲を綺麗に合わせ、団員の気持ちが一つになり、とても楽しく歌えました♪ 
来年の合唱祭は開催されるかどうかは世情によって判らないですが、大切な趣味をみんなと一緒に頑張って続けていきたいと思います。

ギター教室もそれぞれがコロナ対策に気を付けて、憧れのアルハンブラに日々の練習を重ねています! 
受講者も少し減り淋しくなりましたが、ギター大好きな仲間達との自主練習に、中々思うように弾けず落ち込んでも、又やる気がが湧いてきます。
素敵な仲間たちに出会えたこの教室に、私の席がある事を嬉しく思います。

そして、とても嬉しい連絡がありました。
○○県文学祭の『冠句部門』に入選して、表彰式の案内状が来ました。
冠句の奥義を深めながら、難しい道を歩いていますが、一歩一歩刻んで来た足跡が閉じた
句帳に残っている事に、今日も生き甲斐を感じます。
後日に楽しみな式典が待っていることに、新たな元気が出てきます! 


今日は、「 音 」を詠んだ冠句を並べました。

   風の音 句誌に師の聲響くかに
   絵の曲に 寺の鐘の音郷愁う
   風の音 流砂に消えし名を呼べば
   旅一夜 一つの恋を消す瀬音
  
   ノクターン 雨音を聴き自我を問う
   音ばかり 虚勢が言わす捨てセリフ

   幻想曲 澄みゆく調べ異次元へ
   夢萌やす 天に響かす槌の音
   音響く 足踏み勢みデイの窓  
         (母を偲んで)
   余韻抱く 青き詞海に波をのせ


コーラスに、ギターに、冠句に、それぞれの音に生きる力を感じます。


      


 

   
    楽しく歌って来ました。


皆さま、いつもありがとうございます。
穏やかな暮らしが戻って来ることを願っています。
コメント (6)
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