昨年に線下伐採された丸太がそのまま置かれている場所で、コナラの丸太に見慣れない甲虫がペアできていました。黒褐色で円筒形、上翅の翅端近くに淡褐色の紋があり、触角は数珠状でした。
手元の図鑑などでは見当がつかなかったので、甲虫に詳しいNさんに見てもらいました。ナガフトヒゲナガゾウムシだそうです。
ウェブサイト『コトバンク/ヒゲナガゾウムシ』(2019/07/30)によると、ヒゲナガゾウムシは甲虫目ヒゲナガゾウムシ科に属するゾウムシ類に似た近縁の昆虫の総称で、世界に約2600種、熱帯域に多く、日本では百数十種が記録されているとのことです。
また、別のウェブサイトには、このナガフトヒゲナガゾウムシは元々は外来種らしく、最初に和歌山県で発見されたものが最近では分布を北に広げているとの情報が載せられていました。
《コナラの丸太にきていたナガフトヒゲナガゾウムシのペア 2019/07/21》
《コナラの丸太にきていたナガフトヒゲナガゾウムシのペア 2019/07/21》
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