やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

ニイニイゼミ(セミの塔)?(呉羽丘陵・城山/富山市古沢)

2017-06-22 03:07:43 | 昆虫類

久しぶりに呉羽少年自然の家から城山にかけて、汗をかきながら2時間ほど散歩しました。

急登の山道のそばに、ニイニイゼミの「セミの塔」と思われるものがありました。

「セミの塔」については、次のように説明されています。「終齢に達して羽化が近くなると、老熟幼虫は地上近くまで移動し、薄い土層の天井をもった部屋でくらすようになる。中には、ツクツクボウシのように、孔道の土を脱出孔の上に積み上げて、いわゆるセミの塔をつくる種もある。待機している孔の中で、薄い天井から外部の情報をたえずキャッチし、適当な条件になれば孔を脱出して地上に出る。そして木の幹をはい上がり、好みの場所に静止して羽化する。」(『セミの自然誌』)

北陸地方は6月21日に梅雨入りが宣言されましたので、ニイニイゼミが鳴きだす日も近そうです。

《山道のそばにあったニイニイゼミの「セミの塔」 2017/06/20》 

 《「セミの塔」を取り除くと現れた孔道(赤矢印) 2017/06/20》


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