2020/06/08のブログ『ホシミスジ(県森林研究所樹木園/立山町吉峰)』で、「ミズバショウの苑」のホシミスジを紹介しました。同じ場所にシモツケが群植してあったので、ここで発生しているに違いないと、シモツケの葉で幼虫を探すことにしました。
すぐに、葉の裏にとまったり新葉を食べたりしたりしている1㎝に満たない幼虫を見つけました。これまでに見たことのない幼虫です。ホシミスジの若齢幼虫に違いないと写真を撮り、帰宅して確認することにしました。
帰宅後、ウエブサイトなどで調べたホシミスジの幼虫と見較べましたが、どうやら違うようです。その後、別の写真のハバチの種類を調べていたとき、ウェブサイトでそっくりの幼虫を見つけました。シモツケマルハバチの幼虫で、シモツケの花や葉を食べるます。
ウェブサイト『庭に来る虫/シモツケマルハバチ』2020/06/20によると、シモツケマルハバチは、「下野円花蜂、あるいは下野丸花蜂」と書き、幼虫がシモツケの葉や花を食べ成虫の体が丸みを帯びることに由来。幼虫は体長が最大で17ミリになり、シモツケの葉を食べている時期は淡黄色でやや透明感があり、花が咲く時期になり、花を食べ始めると、花色に染まり、しだいにピンク色になるそうです。体全体に白色の短い束状の毛があり、頭部は黒色、脚は淡黄色で、胸脚が3対、腹脚が7対、尾脚が1対。
次は、もう一度ホシミスジの幼虫探しに挑戦しようと思っています。
《シモツケの新葉の裏で休むシモツケマルハバチの幼虫 2020/06/15》
《シモツケ新葉の裏のシモツケマルハバチの幼虫 2020/06/15》
《シモツケの新葉を食べるシモツケマルハバチの幼虫 2020/06/15》
《シモツケの花 2020/06/15》
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