静 夜 思

挙頭望西峰 傾杯忘憂酒

≪ エース投手に投げ続けさせ玉砕する美学は止めよう! ≫  これに酔わない賢さが 付和雷同の撲滅へ  

2017-03-29 10:11:30 | 時評
★ 高校野球:「無謀なエース心中」一石を投じる機会に http://mainichi.jp/koshien/articles/20170329/k00/00m/050/100000c?fm=mnm
・ 此の記事は、私が少し前、大相撲の稀勢の里が負傷した際の「休場するか否かを巡る考え方アレコレ」で述べた論旨と基本では近い。
・ <連投や再試合が起こると、必ずタイブレーク制導入の話題になる。だが、今より早く決着がついても、その後の試合でもエースを連投させれば、
  負担は変わらない。 結局、指導者が考え方を変えなければ、根本的な解決にはならない。今回の再試合2試合が「無謀なエース心中」の考え方に一石を投じる
  機会になってほしい>。

 ⇒ 安田記者が求めるのは監督などの指導者へ向けての言葉である。だが肝心なことは、そういった玉砕美学に大衆が酔う社会が無言のプレッシャーを監督や
  選手に与えている点だ。 此の構造が変化せぬ以上、こうした理知的な判断は今後も根性論に妨害され、定着は難しいだろう。 
  結局、そのような情緒的根性論のはびこる社会の気質は「付和雷同体質」と同根である。   たかがスポーツ論議、と軽んじてはならない。
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