* 70の峠を越えて久しくなると『残り時間』について想う機会が増える。昔から女性より男性のソレは平均すれば短い。他の生き物はいざ知らず、人類にあっては今も変わらぬ定めらしい。
* 日本社会が地球上で他の民族・国家に抜きんでてる現実のひとつ。それは長寿化だ。人類始まって以来の長さを、多くの人間が此の国では生きるようになった。何事にも正負の側面は必ずあるもので、
長寿化も例外ではない。個人として/社会全体として。それを何処の国の人々よりも早く痛切に感じているのが日本人だ。あなたが青壮年層でなくば、日々、これを文字通り実感している。
* 先日、高校時代の旧友たちと会う機会を呼びかけ、そこに担任だった恩師も来てくれた。皺くちゃになった先生の手を取り合って再会を喜び合ったのだが、懇談するうちおのずから老い先の話題に。
先生曰く「80代を過ぎて70代までと何が変わったか?といえば、嗚呼、俺は世にいう平均寿命を超えているんだな・・それが重く心にのしかかるんだ。君らも其の内感じるよ」と。
* いわゆる”団塊の世代”の9割がほぼ完全に消えゆくまで、たぶん、あと20年? 少子化の同時進行があるので人口構成の逆ピラミッド状態は変わらず、若年世代の年金負担を巡る問題も続く。
「何も産み出さず、若い人に負担をかけながら生きるのは相済まない」と感じるか「自分たちが若い頃に働いたから今の豊かさの基盤ができたんで、申し訳ながる必要など無い」と思うか?
ここのところについて、既に世を去っていった世代の人たちはどう感じてたのだろうか? 長寿化が未だマイナスの側面を見せなかった頃に去った遥か上の世代には無縁の悩みだろうが。
* 想うに、私が≪命の終わり≫について親身に考え始めたきっかっけは、昨年末に遭遇した交通事故。ヒトゴトでしかなかった事故が我が身に起きた、それは即座に「いつ死んでも不思議じゃない」
との直感となり≪終わり≫が目の前に見えてきた。さすれば<死と生>がペアで改めて迫り<死あっての生>と言う当たり前の原則を思い知らされる。老いて残された不透明な時間にあって、
<死あっての生>と言う当たり前の原則をどう活かすのか? <無駄死に>とならないよう、何をして過ごせば<死に値する生>を送れるのか? どうすればCreative で居られるのか??
今日も思いは果てしなく続く。
* 日本社会が地球上で他の民族・国家に抜きんでてる現実のひとつ。それは長寿化だ。人類始まって以来の長さを、多くの人間が此の国では生きるようになった。何事にも正負の側面は必ずあるもので、
長寿化も例外ではない。個人として/社会全体として。それを何処の国の人々よりも早く痛切に感じているのが日本人だ。あなたが青壮年層でなくば、日々、これを文字通り実感している。
* 先日、高校時代の旧友たちと会う機会を呼びかけ、そこに担任だった恩師も来てくれた。皺くちゃになった先生の手を取り合って再会を喜び合ったのだが、懇談するうちおのずから老い先の話題に。
先生曰く「80代を過ぎて70代までと何が変わったか?といえば、嗚呼、俺は世にいう平均寿命を超えているんだな・・それが重く心にのしかかるんだ。君らも其の内感じるよ」と。
* いわゆる”団塊の世代”の9割がほぼ完全に消えゆくまで、たぶん、あと20年? 少子化の同時進行があるので人口構成の逆ピラミッド状態は変わらず、若年世代の年金負担を巡る問題も続く。
「何も産み出さず、若い人に負担をかけながら生きるのは相済まない」と感じるか「自分たちが若い頃に働いたから今の豊かさの基盤ができたんで、申し訳ながる必要など無い」と思うか?
ここのところについて、既に世を去っていった世代の人たちはどう感じてたのだろうか? 長寿化が未だマイナスの側面を見せなかった頃に去った遥か上の世代には無縁の悩みだろうが。
* 想うに、私が≪命の終わり≫について親身に考え始めたきっかっけは、昨年末に遭遇した交通事故。ヒトゴトでしかなかった事故が我が身に起きた、それは即座に「いつ死んでも不思議じゃない」
との直感となり≪終わり≫が目の前に見えてきた。さすれば<死と生>がペアで改めて迫り<死あっての生>と言う当たり前の原則を思い知らされる。老いて残された不透明な時間にあって、
<死あっての生>と言う当たり前の原則をどう活かすのか? <無駄死に>とならないよう、何をして過ごせば<死に値する生>を送れるのか? どうすればCreative で居られるのか??
今日も思いは果てしなく続く。