◆ 安倍・菅・岸田と続いた3内閣の9年は、田中均氏が名付けた≪3S政治≫に尽きる。3S=≪説明しない・説得しない・責任をとらない≫首相筆頭に、これら3内閣が貫いてきた姿勢のこと。
◆ 3S⇒(都合が悪い時は野党が要求しても国会を開かない)(国会審議でも質問に正面から答えずはぐらかし、ノラリクラリ。時間切れを待つ)
(閣僚または高位の官僚が犯した過ちには口先で謝罪するが、任命責任&結果責任どちらも取らずに逃げる)・・・・← 皆さんが日々見聞きしてきた風景ですね?
◇ 言うまでもなく、私人の間で、あるいはビジネスの世界なら3S姿勢は通用しない。人間として当たり前の良識を欠く輩は信用など得られず、爪弾きになるだけ。
【Q】 じゃ、なぜ国の政治の場では3Sが9年も続けられたのか? どうして9年もの長い間、罷り通った? 一般社会の常識では、ありえない筈でしょ!
【A】 なに、有権者が自公の候補者を国会へ送ったからさ。議席さえとれば良識もへったくれも無し!そういう連中に多数を占めさせたのだ、参議院含め、何回も選挙はあったのに繰り返された。
【Q】 何故そんな良識も良心も欠けた候補者でも選挙では勝てるの? 有権者の眼が曇ってるから? 代々のしがらみや、便宜を図ってくれる人を勝たせて、見返りが欲しいから?
【A】 そう!有権者自身が責められるポイントは確かにある。一方で、選挙制度そのものに問題がある、と国会議員自身がどこまで真剣にエゴを離れて議論したか?ここも大問題だ。
【Q】 今の選挙制度のもつ問題とは、例えば?
【A】 まず、個人及び政党の得票率が高くても議席に反映されない選挙区が多い。比例代表が其の是正にはならず、選挙区で落ちた候補の救済策にすり替わった。また、小選挙区制で良いのか?
これは明治以来の47都道府県と選挙区が共に時代遅れとなり、人口分布とも対応してないのに、変えようとしない。何故なら「道州制論議」で議席を失いたくない、その身勝手さだ。
【Q】 それは現在の野党も含めて議論不足だね。確かに、民意をどこまで正しく選挙結果が反映してるのか? 有権者自身も真剣に考えたか? 考えたとは言えないな。
【A】 そう、90年代からのマル30年、経済停滞にばかり国民の眼が向き、国家全体の事を考える余裕を失った。だが、本来はそれを考えるべき国会議員まで「明日のメシ」だけで手一杯だ。
世界は激しく、速く変化してるのに日本は国家戦略を考える政治家を持たなかったので、大きく足踏みし、取り残されつつある。それは自虐でも何でもない、不都合な真実なんだよ。
【Q】 今月末の選挙で、有権者は、どうすれば此の3Sと停滞から抜け出す道筋を創り出せるのかな?
【A】 まず第一に、国会を舐め切ってきた自民党に国民の代表である野党と正面から向き合わせること。今の代議制システムでは、与野党の議席数が拮抗・接近しないと政府の好き放題を
やめさせられないので、それしか有権者が取れる実際の手段は無いね。幾ら正しいこと/良心に響く主張を野党がしても、聞く耳もたぬ相手が今後も政権党なら「暖簾に腕押し」に終わる。
国会で不毛な「暖簾に腕押し」を今後も日本が繰り返すなら、益々、何事も変わらず、世界から取り残され・落ちぶれるだけ。そこを有権者自身が気付かないと、自業自得になるよ。
◆ 3S⇒(都合が悪い時は野党が要求しても国会を開かない)(国会審議でも質問に正面から答えずはぐらかし、ノラリクラリ。時間切れを待つ)
(閣僚または高位の官僚が犯した過ちには口先で謝罪するが、任命責任&結果責任どちらも取らずに逃げる)・・・・← 皆さんが日々見聞きしてきた風景ですね?
◇ 言うまでもなく、私人の間で、あるいはビジネスの世界なら3S姿勢は通用しない。人間として当たり前の良識を欠く輩は信用など得られず、爪弾きになるだけ。
【Q】 じゃ、なぜ国の政治の場では3Sが9年も続けられたのか? どうして9年もの長い間、罷り通った? 一般社会の常識では、ありえない筈でしょ!
【A】 なに、有権者が自公の候補者を国会へ送ったからさ。議席さえとれば良識もへったくれも無し!そういう連中に多数を占めさせたのだ、参議院含め、何回も選挙はあったのに繰り返された。
【Q】 何故そんな良識も良心も欠けた候補者でも選挙では勝てるの? 有権者の眼が曇ってるから? 代々のしがらみや、便宜を図ってくれる人を勝たせて、見返りが欲しいから?
【A】 そう!有権者自身が責められるポイントは確かにある。一方で、選挙制度そのものに問題がある、と国会議員自身がどこまで真剣にエゴを離れて議論したか?ここも大問題だ。
【Q】 今の選挙制度のもつ問題とは、例えば?
【A】 まず、個人及び政党の得票率が高くても議席に反映されない選挙区が多い。比例代表が其の是正にはならず、選挙区で落ちた候補の救済策にすり替わった。また、小選挙区制で良いのか?
これは明治以来の47都道府県と選挙区が共に時代遅れとなり、人口分布とも対応してないのに、変えようとしない。何故なら「道州制論議」で議席を失いたくない、その身勝手さだ。
【Q】 それは現在の野党も含めて議論不足だね。確かに、民意をどこまで正しく選挙結果が反映してるのか? 有権者自身も真剣に考えたか? 考えたとは言えないな。
【A】 そう、90年代からのマル30年、経済停滞にばかり国民の眼が向き、国家全体の事を考える余裕を失った。だが、本来はそれを考えるべき国会議員まで「明日のメシ」だけで手一杯だ。
世界は激しく、速く変化してるのに日本は国家戦略を考える政治家を持たなかったので、大きく足踏みし、取り残されつつある。それは自虐でも何でもない、不都合な真実なんだよ。
【Q】 今月末の選挙で、有権者は、どうすれば此の3Sと停滞から抜け出す道筋を創り出せるのかな?
【A】 まず第一に、国会を舐め切ってきた自民党に国民の代表である野党と正面から向き合わせること。今の代議制システムでは、与野党の議席数が拮抗・接近しないと政府の好き放題を
やめさせられないので、それしか有権者が取れる実際の手段は無いね。幾ら正しいこと/良心に響く主張を野党がしても、聞く耳もたぬ相手が今後も政権党なら「暖簾に腕押し」に終わる。
国会で不毛な「暖簾に腕押し」を今後も日本が繰り返すなら、益々、何事も変わらず、世界から取り残され・落ちぶれるだけ。そこを有権者自身が気付かないと、自業自得になるよ。