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財務省と国民の歴史健忘症ⅡⅩⅥ

2012年08月17日 | 政治経済
政界再編と憲法問題
 憲法96条、「国民の2/3以上の賛成での憲法改正」をもっと改正しやすいように、硬性憲法から軟性憲法に変えるべきと言う議論があります。
これを軸に政界再編していこうというのが安倍元総理の意見です。
憲法無効論、とか新無効論という人達がいます。改正憲法というのはよくないというわけです。
渡辺昇一さんとか。京都学派の百地さんなどは伝統的に改正憲法論です。
8月革命説という東大学派が頭がおかしいグループです。何一つ正しいことがありません。しかし、この間違ったことが通説として60年以上たってしまいました。
絶対の正解が無くなってしまいました。
「96条改正して憲法を変えていくのは恥の上塗りである」と言うのが特に新無効論の人の立場です。
技術論的に96条の改正によって無効にするのは可能です。
しかし本来なら「王政復古の大号令によって無効を行う」、これが筋なのです。

 日本国憲法の改正などもってのほかです。憲法無効など生ぬるいのです。中国人のよくやる手だが、歴史上最初からそんな物存在しなかった事にすることが正しいでしょう。民族の記憶から抹消するのです。これが日本人のあるべき憲法論でなければならないと思います。日本民族が未来永劫忘れてしまっても良いのです。
 実はもうこういったケースは日本でも経験しています。源氏の4人目の将軍が実朝の後にいました。室町幕府は一つでは無くてもう一つあったのです。
堺に。堺幕府とか4人目の源氏将軍とか呼ばれていたのです。ところが日本人は誰も知りません。専門家でも知らない人がいます。
同様に日本国憲法、100年先の日本でよほどのマニアで無ければ覚えていません。知らないのです。
1000年後の受験生で「日本国憲法を知っているのはよほどの変質的マニアだ」、ここまでいって、憲法論は完成となります。

 政界再編に関してです。与党は民主党国民新党、新党大地その他。野党は第1党自民党、公明党、社民党、立ち上がれ日本、みんなの党、共産党と続きます。
有力な2大政党と言えば民主党と自民党です。今、この場で総選挙になれば野田さんを存続させるか谷垣さんを総理にするか、どちらが勝っても地獄絵図です。
谷垣さんなら野田さんの方がまだましです。それくらい今の政界の腐敗は激しいのです。
もし、吉野作造が現代に生きているのならば「これは憲政の常道がどうのこうのと言う話では無い。憲政の変態である」、政界そのものが変態だからです。
大正時代吉野さんはそう言っていたでしょう。
 野田さんと谷垣さんしか選択肢が無い状況で衆議院の総選挙をやっても何の解決にもなりません。
民主党政権、特に野田さんのやり口はひどすぎます。民主党3人目になって、菅さんよりひどいのでは無いでしょうか。
では谷垣さんになって良いのでしょうか。憲政史上最低の内閣を3代続けて出した民主党、その民主党を倒せない自民党とは一体何なのでしょう。
谷垣さんがもっとダメだから民主党を倒せないのです。ではこのまま民主党を野放しにして良いのでしょうか。
衆議院総選挙の前に自民党総裁選をすべきです。民主党内は代表選挙をやり直す雰囲気は全くありません。
現在は岡田さんを副総理にするような、増税担当大臣にするような、「民主党最後の内閣にしてください」と言わんばかりの閣僚人事となっています。
そんな民主党を倒せない谷垣さんを引きずり下ろす事が最優先です。谷垣さんは「敵に回すとこれほど頼もしい人はいない」、これが民主党主流派の本音でしょう。
谷垣さんある限り民主党政権は安泰です。谷垣さんは自ら墓穴を掘ることも忘れません。
NHK日曜討論で山口公明党代表が「6月に解散に追い込む」、一方谷垣さんは「3月」と発言したのです。
予算が通って、予算関連法案が通って、そこで政治の季節に持ち込むのが常識です。
国民生活を最低限確保してから政治決着を付けるというのが最低限の話なのです。ようやくこぎ着けた予算を壊すのはどうしようも無い混乱をもたらします。
今野田谷垣の対決をさせて政治空白を作るという解散は意味がありません。予算関連を通してからと言う山口さんの意見は極定石通りです。
ところが谷垣さんは相手が民主党だから、かなり勝てるという楽観論となり、1日でも早く解散に追い込めという声に煽られて3月と発言をしてしまったのです。
こうなると自民党反主流派は3月末まで何もしなくて良い、お手並み拝見となります。3月末まで戦う準備期間をくれたわけです。
3月末まで絶対に解散に持ち込めないと思われます。財務省は絶対に反対するからです。それが明らかになるまでじっと待てば良いわけです。
しかしこれがまた、自民党の中に谷垣さんを引きずり下ろす人が出てこないのです。
今の政局は小沢さんを中心に見ると、とても見えにくくなってしまいます。
与党がどうなっているのか、与党でも野党でも主流と反主流の乖離が大きくなっています。
民主党の中で与党の中の与党と言えば旧社会党グループ、輿石幹事長、横路衆議院議長、仙石政調会長代行、自治労日教組の利益代表の方々です。
鳩山菅野田の内閣全てでこの人達は主流派でした。組織を持っていてマニフェストを作ったひと達です。
野田さんを中心とした政経塾連合もしくは主流派連合と言われる人達と(小沢さん+鳩山さん)の小鳩グループが争っています。
これはコップの中の嵐に過ぎません。小鳩と政経塾連合の勝った方に旧社会党が付くという構造です。はっきり言えば輿石さんが付いた方が勝となります。
親中派で、日米安保条約破棄しようとしている、戦後体制で最もどうしようも無い利権を市場としているような勢力です。
これに対して、国民新党が外国人参政権であるとか増税であるとかを反対していました。国民新党の意義は与党内野党であることです。
憲法論でも一番しっかりしていて郵政以外は全部すばらしい。
民主党の中で松原拉致担当大臣であるとか、総裁選で惨敗して干し上げられている馬淵さんと言った若手はデフレ脱却議連を作り、
主流派特に旧社会党仙石さん達に徹底的に反対しています。民主党の中で良識派はこの人達です。その中の斉藤恭紀さんが脱党しました。
民主党の未来が消えかけています。
方や自民党200人中、古賀誠派の谷垣総裁を支える30人、これが最大派閥です。他は四分五裂です。
昔流の自民党派閥でまとまりがあるのは総裁を出している古賀派だけ、ポスト谷垣は古賀さんがいる限り谷垣さんです。
それに勝てるのは安倍さんしかいません。常識的には勝てません。町村派は四分五裂で、森さんが町村さんでまとめようとして失敗しました。
昔の小泉さんのような圧倒的な力を持った人がいないのが現状です。今日本の憲政史において問題になっているのが谷垣さんです。
谷垣さんに挑んで勝てる人、財界人がこの人なら私財をなげうってもお国のために戦ってほしいと思う人、名のある人が立たなければ行けないのですが、
それは憲法観もある安倍さんでしょう。
最近の安倍さんは日銀批判を徹底的にやって、谷垣さんに勝つのは当たり前で、古賀さんや白川さん、あるいは羽毛田宮内庁長官と差し違えるまでやったら、
日本人は納得するでしょう。
今の若者は歴史を知らないがホリエモンと安倍さんの辞め方は知っています。
ちょっと目立つと逮捕されます。総理大臣というと安倍さんみたいな辞め方をしてしまいます。
そんなイメージを持っているので、あえて安倍さんが「白川さんと差し違える羽毛田さんと差し違える」と言う覚悟を示し、
安倍さん自身が再チャレンジしてがんばってほしいのです。
民主党も自民党も主流反主流で割れていて、戦後体制日本国憲法を護持し、日米安保を破棄して中国と仲良くするグループ。
あるいは戦後体制そのものを総決算して中国で無くアメリカと組んで何とか日本を守っていく、アメリカが引いたときには日本は自分の国は自分で守れるようにするが、
今はアメリカを使う。この二つにはっきり色分けされる。
そういった中で公明党と野田さんか谷垣さんか、戦後体制の受益者です。今衆議院を解散したら公明党は絶対に勝つでしょう。
谷垣さんは民主党が大敗するだろうと言われていても辛勝しかできません。公明党の力を必要とされています。
民主党には公明党の不倶戴天の敵である立正佼成会がいます。このために公明党は自民党が勝った方が都合が良いのです。
みんなの党が躍進してキャスティングボードを握れるという意見がありますが、みんなの党が新自由主義だというレッテル張りがあります。
みんなの党叩きの保守がいます。みんなの党はどんなにがんばったって公明党より上には行けません。よってキャスティングボードを握ることはありません。
参議院で公明党が民主党と組んだら捻れさせる事ができます。公明党で都合の良いのはみんなの党より下でも良いから自民党が辛勝しかできない状況です。
「衆議院が自民と組んで与党に入り、参議では民主党と一緒になって谷垣総理に反対する」、これが公明党にとって最も望ましい状況です。
今、何も準備せずに衆議院選挙突入は公明党だけが大喜びでしょう。よって衆議院選挙の前に自民党総裁選挙をやらねばならないのです。
3月末までに谷垣さんが野田さんを解散に追い込めないのなら安倍さんが総裁選挙を求めればよいでしょう。そこで勝てば良いのです。
谷垣さんがいやだと言ったら、安倍さんは脱党して新党立ち上げ、この状況なら筋が通ります。
野党の中の野党、みんなの党と立ち上がれ日本が合流をめざします。

 社民と共産は外国人参政以下亡国法案と言われる物全ての推進派で、菅さんが不信任案で小沢さんに負けそうになったとき社民共産は菅さんに付いたのです。
実は彼らは隠れ与党です。民主党の亡国的な政策は社民共産とともに推進しているのです。
公明自民の主流派は藤井寛久さんの呼びかけに応じて24年に及ぶ臨時増税で談合。TPPの裏で大談合をやっていました。

 外国人参政権だとか増税とかこれに反対しているのが立ち上がれ日本であり、みんなの党です。
この二つはばらばらに戦っていて野党の中でよく阻止できたものだと言う評価です。民主党の内部で反主流派がいてくれたので何とかなったのでしょう。
実はこの二つは矛盾しないのです。お互い同士興味が無いので総合的な国策を考えた場合経済問題を解決していけるでしょう。
「憲法より米だ」と日本国憲法発布の時も言われたのです。
日本人が憲法を考えられるだけの余裕を持たして日本国民にとっての正しい憲法を作っていく事を目指します。
平沼さん、渡辺喜美さん、安倍晋三さんは仲がよいのです。松原仁さんとも仲がよいです。軸ははっきりしています。
戦後体制の受益者か、それとも「引き分けイコール負けだ、滅びてしまう」と言う問題意識を持っている勢力か。これによって分かれるのです。
憲法は9条の問題と矮小化されてしまいますが、日本国憲法は逐条的にまともな条文が一つも無く、憲法典で存在そのものが憲法違反です。
それを改正しても改悪にしかなりようが無いのです。憲法の本来の意味とは「歴史文化伝統に則った国の形」であります。
安倍晋三さんが「政界再編の軸は憲法問題だ」と言いました。
日本国憲法の条文をどうするか、ましてや9条だけをどうするかでは無くて、国の形をどうするかと言うことに基づいて政界再編が行われるべきであって、
衆議院選挙の後の政界再編は絶対できません。3月に予算が通ります。谷垣さんは解散に追い込めません。
自民党総裁選挙に火の手が上がって。そこで初めて政界再編が起きて衆議院選挙はその後考えればいい話です。
それこそ衆議院選挙やらなくても政界再編で無血革命、政治空白なしで経済対策できたら一番幸せです。
条件が整理されない解散は止めた方がよいでしょう。憲法を軸に政界再編が行われたら経済問題は真っ先に解決されるでしょう。


☆お知らせ
営業日の午後12時~午後4時は、手術、治療業務のため留守番電話にしている場合があります。
フィラリアの予防を開始しましょう。
ワンちゃんたちの狂犬病ワクチン接種の時期です。できれば6月30日までにお願います。

8月の予定
9月の予定
秋の健康診断を実施します。
対象:全ての健康な猫ちゃんワンちゃん。
期間:9月3日(月)~15日(土)の二週間、日曜はお休みです。
費用:1回5000円
内容:検便、検尿(容器を差し上げます)、レントゲン二枚(胸または腹)、エコー(胸及び腹)
ご注意:前日までに要予約。予約当日午前中に、食事を6時間以上抜いた状態でお連れください。
夕方4時以降にお返しします。
後日郵送で報告いたします。


9月28日(金)、29日(土)の2日間は獣医師不在のため診療はお休みします。
スタッフは常駐しています。営業内容はお尋ねください。ご迷惑おかけします。