水子供養と アセンションに向けての意識改革ブログ

命の大切さとともに
ライトボディのことや
意識改革 霊的なことについて
かなりディープな内容になります

救いを呼ぶ水子霊  2

2017-09-29 09:44:43 | 水子供養
隠しても必ずわかる水子霊





「私たちは、きちんと水子もまつり、お墓も立てて供養しているのに、夫婦とも追突事故にあい、
ムチウチ症になりました。いったいどうしてでしょうか?」




広島県のH市で相談のための集まりを開いていたところ、大ぜいの悩みをかかえた人たちのなかで、
こんなことをいう方がおりました。初老のご夫妻です。

亡くなった親や兄弟は、大きい立派な墓を建ててまつってあるし、夫婦の水子も、
あるお寺でお地蔵さまを建立して大切にまつったことを、いかにも誇らしげに語ったあと、
それでもなお事故にあうなんて腑に落ちないと、困り切った様子なのです。




「お墓は、どちらの先生に指導を受けてつくられましたか」

とたずねてみました。




「ほら、墓相の本がたくさん売ってありましょうが。それをいろいろ読みまして、
そのなかから選んでつくったんですが・・・」




私はさっそく、このご夫婦の霊通しを念じてみました。「霊通し」とは、
人それぞれを取り巻いているいまだ浮かばれない係累の霊を感得することです。
ところが、水子を丁重にまつったというご夫婦なのに、どういうわけか水子の霊が感応する。
そこで、このご夫婦の家系図を、私独特の方法でつくってみたところ、子供の生まれる順番からみて、
やっぱり水子がもう一人いなければおかしいのです。そこで私は訊ねました。

「奥さん、月経不順とか流産とか、なにか特別なことがありませんでしたか」

「いいえ、そんなことはありません」

「お宅にもう一人、水子がいませんでしたか」

「いいえ」

「ほんとうに水子はありませんか」

「私の水子は私が一番知っています。・・・・ないです」

「くどいようですが、あなたのお子さん、A男さんとB子さんとの間に、
もう一人水子になったお子さんはありませんか?!」

重ねて問うと、

「ほんとうにないです!」

という返事。ご夫婦とも、少々ムッとした顔つきでいわれます。




私は、この言葉のやりとりの間も、家系図をさらによく調べ、私の判断に誤りがないことを確認しました。
なにしろ、霊通しによって水子の存在がはっきり感じられたという事実は、動かしようがありません。
それは、二人が認めている手厚くまつった水子以外に、もう一人、浮かばれぬ水子がいて、そ
のために障霊したとしか考えられない。二人ともども交通事故でムチ打ち症になったのが、そのなによりの現れです。




「ほんとうにこの二人の子供さんの間に水子はありませんか。私には、どうしてもあるとしか思えませんがね」

何度も重ねて念を押したので、いささかツムジを曲げたご主人は、プイと席を立って手洗いに行かれました。
そこで、一人残った奥さんに向かって、私は静かに口を開いた。

「奥さん、これで最後ですよ。ほんとに水子はいなかったのですね」




すると、その奥さんは急にガクリとうつ向き、大粒の涙を膝の上に落としはじめたのです。




                  救いを呼ぶ水子霊

                    佐藤玄明 著