野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

野川観察園3月の花

2010-03-21 | 植物園
 僅か10日ぶりなのに、観察園は春の装いに一変していた。ウグイスカグラとセツブンソウしか見られなかったのが、スミレ、カタクリ、キくザキイチゲ、ニリンソウそれこそ枚挙にいとまがないほど咲きはじめていた。


 野川沿いの柳も芽吹き始めた。






 土手の上はヒメオドリコソウで覆われている。


 
 土筆も一本見つけた







 小鳥たちも嬉しそうに枝先を飛び回っている。






 観察園の中ではボランティアの人たちが忙しそうに作業をしている。



 シュンラン






 カタクリはやっと2輪が開花



 キクザキイチゲ



 ユキワリソウ




 この小さな白い花はヒメウズ、本当に小さいので撮るのが難しい









ニリンソウも咲いている







 ハコベ



 ムラサキケマンは咲きだすと憎たらしいほど増えるのだが、咲きかけは何となくおとなしげで可愛い。



 毛におおわれたロゼット様の葉をもつキランソウ



 スミレもまた幾種類か見られる。









 この小さなタンポポのような花はセンボンヤリという




 ヒメオドリコソウとオオイヌノフグリの背比べ



 ヘビイチゴやレンゲの花も草藪から顔を覗かせている。





 おっとトウダイグサを見逃す所だった



 ムラサキサギゴケと白花サギゴケ






 薄暗い林床の一面を白く覆っているのはセントウソウ



 この枝先にびっしりと花をつけた木はヒサカキか






 観察園を出て管理事務所の付近の土手を丹念に探してみる。何時もこの辺にフデリンドウが顔を見せるはずなのだが……。あった、やっとみつけた。ドングリの間からひょっこり芽を出している。






 ヒュウガミズキのこの花色は何というのだろうか






 葦原の中で猫がのんびり日向ぼっこしていた。余りにも気持ちよさそうなので注視していたら、あっちへ行ってという顔をされてしまった。




 ソメイヨシノの蕾も先端が膨らみ、綻びかけ赤い色が見えだしている。間もなく開花のようだ。いよいよ春本番だ。
 

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