11月下旬 、一昨年昨年と引き続き今年も奥多摩のむかし道を歩いてきた。
小川内ダム造営の際に使われた貨物線の軌道跡
まだ9時前で谷に沿って朝もやが残っている。音のない幻想的な風景を楽しむ。
檜村橋。ここからの紅葉は一見の価値あり。
こちらは同じ場所から見た上流
去年より一週間以上遅く来たのだが紅葉の進み具合はほぼ同じ。今年は猛暑だった去年よりさらに暑かったということか。
中高年ハイカーのためにこんな椅子も置かれるようになった。
秋も深まり道端を彩る野の花はすっかり少なくなった。これはリュウノウギク。
「 お邪魔します」と静かに心の中で呟きながら、ひっそりとした山間の暮らしの中を歩いていく。
配線軌道の上に立つ銀杏の木は毎年素晴らしい紅葉を見せてくれる
耳の病の平癒祈願のため供えられた穴あき石
不動明王
崖の上の柿の木
一時間半歩いて来てこの辺りからが惣岳渓谷、紅葉はこの辺が一番きれいだ。が、残念ながら川沿いを歩く道はない。
しだらく橋から
山道脇の道祖神
再びつり橋を渡る。一度に5人までと人数制限がある
イイギリの巨木が橋の向こうにある。谷から吹き上げる風に真っ赤な実が揺れている。
歩き始めて2時間半、ダムが近くなってきたところで山道の傾斜がきつくなってきた。
この辺りからは紅葉の見頃を終えた木々が増えてきた。
雨が少しきつくなってきて、再び谷に霧が立ち込め始める。
3時間と少々であっさりと奥多摩湖岸に着いた。残念ながら湖一帯は深い霧で覆われている。
10分ほど待って奥多摩駅行きのバスに乗ることができた。
この辺で。