一週間近く休みが取れたので、伊豆大島と神津島へ山登りに行ってきた。
大島から利島、新島、式根島、神津島と5島を結ぶラインは、東海汽船カメリア丸(3837トン、638名定員)が運航していて、東京竹芝桟橋を毎日夜10時に出港する。運賃は大島まで4500円、ネットで36時間前に購入すると2割引きとなる。
レインボーブリッジのそばを通った
途中時間調整のため2時間余り停泊して、大島には6時に着いた。この日はちょうど日の出時刻だった。
宿はあとでいいだろうと早速三原山登山口近くに向かうバスに乗った。乗客は私一人だった。大島温泉ホテル前に着いてから水を購入。さっそくホテル裏手の林道を歩き始めた。
一時間ほど裏砂漠ルートを抜けて山の中腹へ
登山道は砂利状になっていて滑りやすいが、我慢してお鉢巡りを始める。
頂上の標識がないが、見渡すとこのあたりが一番高かった。
ゴジラのような形の溶岩
噴火の際に焼け残った神社
ほぼ一周したので、風のないところで買ってきた弁当を食べた。海を見ながらの下山は気持ちがいい。
所々に噴火の際の防空壕?が設けられている。
砂漠と呼ばれる地帯
1986年の噴火の際にはここまで溶岩が達したという
バス停のある三原峠まで来たのだが、バスが来るのは2時間後。しょうがないので元町港まで歩いて下山することにした。
眼下に見えるのが元町港。見えてはいるものの歩くと一時間半もかかってしまった。
咲き出した大島桜に群がっていたメジロ
ハチジョウキブシ
11時過ぎ元町港の観光案内所で民宿を手配してもらってから、レンタバイクを頼んだ。一日で3500円は高いのか安いのか微妙なところ。
午後はバイクに乗って島の観光。
シーズンを過ぎた椿園、中には子供向けの小動物園もある。
海が見えるところでしばし休憩
オタイネの碑
筆島
伊豆の踊子縁の波浮港はレトロな建物が残っていて楽しめた。
なまこ壁が雰囲気を出している
いかにも南国の島らしい家屋
主がいなくなったのか、植木鉢が玄関を塞いでいた。
もとは旅館でもやっていたのだろうか、木造3階建の建物があった。
波浮港見晴らし台から
身に着けた歩数計は33000歩になってて、久しぶりに随分と歩いた一日になった。この日は岡田港傍の民宿に泊まった。一泊8100円と民宿にしては少し高いと思ったが、夕食には金目の煮付けや伊勢海老までついていてなかなか豪勢だった。
翌朝6時の船に乗って神津島へ渡った。港からは富士山が意外と大きくはっきりと見えた。