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<諫干訴訟>最高裁が開門可否判断へ 福岡高裁判決受け

2018-07-31 05:18:12 | 訴訟
<諫干訴訟>最高裁が開門可否判断へ 福岡高裁判決受け
7/30(月) 22:07配信
 諫早湾干拓事業を巡り、最高裁はこれまで堤防開門の可否について判断を示したことはない。だが、今回の福岡高裁判決を受け、最高裁は今後、既に係属している関連訴訟で開門可否を判断するとみられる。
 関連訴訟のうち、最高裁は2015年1月、漁業者らが国に対し地高裁の判決や決定に従わない場合の制裁金支払いを求めた2件の裁判で「(国は)全体的に紛争を解決するための十分な努力が期待される」と指摘し、2件とも国に支払いを命じた福岡高裁決定を支持した。しかし、この裁判では開門の可否は争点になっておらず、判断は示されなかった。
 その後の15年9月、漁業者らが国に開門を求めた訴訟の2審判決で、福岡高裁は請求を退けて国側の全面勝訴を言い渡し、漁業者側が上告。上告から既に3年近く経過しているが、最高裁は関連訴訟全体の解決策が議論された福岡高裁などの和解協議の推移を見守っていたとみられる。和解協議が決裂したことによる今回の高裁判決を受け、最高裁はこの開門請求訴訟について判断する見通しだ。
 他にもう1件、営農者らが国に開門の差し止めを求めた訴訟に漁業者側が独立して訴訟に参加し控訴できるかが争われた裁判でも敗訴した漁業者側が今年3月に上告しており、今後、最高裁で審理される。

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