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台風11号 中国地方を縦断 大雨続く 土砂災害に厳重警戒

2015-07-17 11:49:51 | 台風

 台風11号は、きょう17日午前6時過ぎに岡山県倉敷市付近に再上陸した。午前8時現在、岡山県津山市付近を1時間におよそ20キロの速さで北に進んでいるとみられ、このあと中国地方を縦断し、17日午後には日本海に達する見込みだ。

 風速25メートル以上の暴風域はなくなったが、動きが遅いため、長い時間、暴風や大雨の影響が続くおそれがある。引き続き、暴風、高波、大雨による土砂災害や河川の増水、氾濫、低い土地の浸水に厳重な警戒が必要だ。

【大雨・雷・突風】

 四国地方、近畿地方、東海地方では、17日7時までの24時間雨量が多い所で400から600ミリに達しており、土砂災害や洪水の危険度が高まってい る。17日は、西日本や東日本の太平洋側を中心に、雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、17日朝は局地的に1時間80ミリ以上の猛烈 な雨の降る所がある見込みだ。
 土砂災害、河川の増水やはん濫、低い土地の浸水に厳重に警戒するとともに、発達した積乱雲のもとでは、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意だ。

【暴風・高波】

 台風の暴風域はなくなったが、西日本では非常に強い風が吹いている。また、西日本と東日本の太平洋側を中心に広い範囲で6メートル超える大しけとなって いる。17日は、西日本で非常に強い風が吹き、西日本と東日本の太平洋側を中心に大しけとなるため、暴風や高波に警戒が必要だ。
 また、1年で最も潮位が高い、夏の大潮の期間となるため、高潮にも警戒が必要となる。台風の接近に伴い西日本では、17日昼前にかけて潮位が高くなる見込み。海岸や河口付近の低地では、高潮による浸水や冠水に注意が必要だ。

台風から離れた地域でも大雨に警戒

 台風から離れた神奈川県や静岡県の一部でも、降り始めからの雨量が300ミリを超えて大雨となっている所がある。
 このあと台風が日本海に抜けたあとも、南から非常に湿った空気が流れ込む影響で大雨が続く見込みだ。関東の山沿いや東海地方でも、あす18日にかけて大雨による土砂災害に厳重な警戒が必要だ。

<土砂災害警戒情報>(17日午前8時現在)
山梨県、三重県、奈良県、和歌山県、兵庫県、岡山県、徳島県、高知県


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