4月28日(木)16時18分配信
【ソウル時事】韓国軍関係者は28日、北朝鮮軍が同日午前6時40分ごろ、日本海側の江原道・元山一帯で中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられる飛翔(ひしょう)体1発を発射したが、失敗したと推定されると明らかにした。
発射後数秒で海岸に墜落したもようで、数百メートルも上昇しないうちにレーダーから消えたという。
北朝鮮は故金日成主席の誕生日である15日に初めてムスダン1発を発射したが、直後に空中で爆発。エンジンに問題があったとみられている。今回も、5月6日に第7回労働党大会を控え、士気を高める意図があったようだが、2回連続でムスダンの発射に失敗したとすれば、欠陥を修正し実戦配備するまでには時間がかかりそうだ。
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