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<対北朝鮮>日米、韓国へ結束求め 「ほほ笑み外交」警戒

2018-02-08 16:08:48 | 対北朝鮮
2/7(水) 22:20配信
<対北朝鮮>日米、韓国へ結束求め 「ほほ笑み外交」警戒
 安倍晋三首相とペンス米副大統領は7日の会談で、北朝鮮への融和姿勢が目立つ韓国が圧力を緩めることがないよう韓国に働きかける方針で一致した。楽団派遣など平昌五輪に乗じた北朝鮮の「ほほ笑み外交」で韓国世論が軟化することを日米は警戒。五輪開会式出席のため訪韓する際、首相とペンス氏は文在寅(ムン・ジェイン)大統領との間で、圧力強化路線の継続が必要だと確認し、日米韓の結束を示したい考えだ。
 会談では、圧力を強化するためには、延期されている米韓合同軍事演習を五輪・パラリンピック終了後に行うことが重要との認識で一致した。共同記者発表で首相は「日米で確認した方針を文大統領との間でも確認し、日米韓の協力関係は揺るぎないと示したい」と語った。ペンス氏は「北朝鮮は過去にも五輪に選手団を送り、韓国と一緒に肩を並べたが、その後、間もなく北朝鮮は挑発を続けた」と指摘し、韓国に広がる対北朝鮮融和ムードにクギを刺した。
 ペンス氏は開会式に、北朝鮮で拘束され帰国後に死亡した米大学生オットー・ワームビア氏(当時22歳)の父親のフレッド・ワームビア氏をゲストとして招待。ほほ笑み外交を展開する北朝鮮に対し、北朝鮮の非人道性をアピールする。
 一方、首相は記者発表で「ほほ笑み外交に目を奪われてはいけない」と強調。日本政府は7日、韓国が経済制裁の例外として、北朝鮮の管弦楽団を乗せた貨客船「万景峰(マンギョンボン)号」の入港を認めたことに対し、「圧力にそぐわない行動は避けるべきだ」(菅義偉官房長官)と警告した。菅氏は北朝鮮の狙いについて「国際社会の目をそらし、核・ミサイル開発のための時間を稼ぎ、各国間の離間を狙ったものだ」と指摘した。
 日米両政府は、国連安全保障理事会を中心に北朝鮮に経済的・外交的圧力を高める現在の政策が効果を上げているとみており、北朝鮮が五輪を利用して韓国の取り込みを狙うのも、効果が出ていることの裏返しとの分析もある。
 ただ、文政権はもともと北朝鮮との対話重視の方針を掲げており、日本政府内には「五輪後も北朝鮮への融和姿勢を続けかねない」と懸念する声がある。慰安婦問題に関する合意を巡り日韓間の溝も広がる。3カ国の結束維持は今後も課題として残る可能性がある。

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