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琴奨菊父 興奮のあまり鼻血「見ることができませんでした」

2016-01-25 07:33:31 | スポーツ

 1月25日(月)7時1分配信

 ◇大相撲初場所千秋楽 琴奨菊 突き落とし 豪栄道(2016年1月24日 両国国技館)

 柳川から国技館に駆けつけた父・菊次一典さんは、08年に亡くなった琴奨菊の祖父・一男さんの遺影を抱え、下を向いて優勝を祈っていた。

 「大丈夫だと思っていたけれど、見ることができませんでした」。館内の歓声で優勝を知ると、興奮のあまり鼻血を出し「いつもの場所と違って内容が良く、 怖いくらいだった。よく頑張ったねと言いたい」と喜んだ。天国の一男さんは最初に琴奨菊に相撲を教えた“師匠”で、一典さんは「オヤジのおかげで今があ る。喜んでいると思いますよ」とホッと息をついた。

 母・美恵子さんは13日目に負けた時「やればできる人だから、頑張れ」とメールした。「“よっしゃー”と返事がきました。皆さんのおかげで手に入れた優勝だと思います」と感慨深げだった。

 

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