Ｊ1神戸3発3位浮上 攻守で理想的な試合運び

第6節（4月6日）神戸は大宮を3－0で下し、今季初の連勝。通算成績を3勝2分け1敗とし、勝ち点11で3位に順位を上げた。

敵地のスタンドを完全に黙らせた。
神戸は攻撃陣が3得点（前半21分マルキーニョス、前半45分ペドロジュニオール、後半20分森岡）を挙げれば、守備陣も初の無失点で応える理想的な試合運び。
豪快なミドルを決めた司令塔の森岡は「今シーズン、一番いいゲームができた」と胸を張った。

これまでのアウェー戦は、Ｊ2だった昨季も守勢に回わることが少なくなかったが、多くの時間帯でボールを支配した。
足元の技術の高い選手がそろい、「ある程度ボールを持てる自信はある」と安達監督。
ロングボールに頼らず、細かくつないで攻め込んだ。

これでリーグ戦は序盤ながら3位へ上昇。
相馬主将は「自分達が本当に生まれ変わる1年になると思っている」と力強かった。