山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

涌蓋山で深呼吸

2021-05-07 21:27:53 | 大分県の山
2021年5月4日(火) 快晴

くっきり快晴の日に涌蓋山に登りました。
胸のすくような広大な景色に大満足!!
人も少なく、最高の一日でした。

八丁原に駐車(8:05)~一目山(8:27)~ミソコブシ(9:34)~女岳(10:29)~涌蓋山(10:55-11:30) ~一目山(13:41)~下山(14:02)

歩き始めから、もうわくわく!
先ずは一目山に登るよ。


ハルリンドウがそれはもう、あちこちにたくさん咲いていたので、早速嬉しくなります。

気持ちいいー!
一目山・1287m
阿蘇がくっきり見えました。

360度の大展望にヒョーっと言いたくなる。
奥に由布岳も見えました。


展望を楽しみながら、とっとと下って、次はミソコブシまでの道のりを楽しみましょう。

平成12年から4年間にわたって植樹されたドウダンツツジが綺麗。

ミヤマキリシマはまだ蕾。
今年はいっぱい咲くかな。虫の害がありませんように。

こちらは少しだけ開花していました!

きれいな円錐形のミソコブシ山が近くに見えてきました。

大きいねー、広いねー。
こんな中を歩いていると、本当に自分がちっぽけに思える。
ミソコブシ山山頂・1300m

歩きやすくて、気持ちよくて、幸せ気分!!
振り向くと、阿蘇のラインが美しい。白い風車も可愛い。

分岐表示。

空に向かって真っすぐにミツバツツジが咲いていて嬉しい。

女岳・1425m。
ここでコーヒーとおやつ休憩してリラックスしました。
涌蓋山はもうすぐそこ!

歩くのがずーっと楽しい。
山頂までひと登り。


上がってきましたよ。

着きました!
涌蓋山・1500m。
殆ど人と会わずに登ってきましたが、山頂にはこれだけの人です。


ドーンと目の前にくじゅうの山々。いいなあ!!
靴を脱いで、腰を下ろして、のんびり昼食を取ったら下山します。

 
キスミレの黄色は目を惹く鮮やかさです。


帰りのミソコブシは登り返さず巻きましたが、一目山はもう一度頑張りますよ。

振り返ると、涌蓋山。
あの山に登ってきたのよねー。大きいよねー。


二回目の一目山山頂。

心がうんと広がる一日でした。
大きな自然の中にどっぷりと浸かって、何度も深呼吸しました。

ちょうど6時間の山歩き。下山したのはまだ午後2時だったので、蓼原湿原に寄りました。
サクラソウ。


サワオグルマ。


お天気の神様、山の神様、お花の神様、夫殿、みんなみんなありがとうございました。
幸せな一日でした。
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カタクリの山・船通山

2021-05-06 20:46:59 | 九州以外の山
2021年5月1日(土)雨~曇り~晴れ・夜半は雨。

往還倶楽部 5月山行「船通山」1142m
島根県奥出雲町と鳥取県日南町の境に位置する
参加者 4名
行程 上り鳥上滝コース~下り亀石コースにて周回。
わくわくプール駐車場スタート(11:35)~鳥上滝コース登山口(12:02)~鳥上滝(12:43)~船通山山頂(13:38~14:12昼食休憩)~亀石コースにて下山~駐車場到着(15:55)

親分たちは仕事だったり、脊梁縦走(水上越し~上福根山)だったりでしたが、若者たちはテントを持たないので、山中キャンプが出来ません。
そこで私達が、どこかへ案内しようということになり、常設テントがある広島県民の森キャンプ場を起点にして、一日目は船通山、二日目は比婆山に登ろうと計画していました。

ところが天気予報が両日ともにあまり良くない。
うむ~、うむむ~~。
一日目の船通山は午後から天候が回復し、順調に歩くことが出来ましたが、二日目の比婆山は豪雨予報のため、予定を変更して、石割山で岩場歩きを体験しました。

5/1(土)船通山
福岡を朝5時過ぎに出て、途中休憩しながら、わくわくプールに11時過ぎに到着。今日はお天気が悪いためか、駐車場はがら空きでした。

鳥上滝コース登山口

新緑たっぷりの登山道です。

右に左に何度か渡渉しながら、川沿いを歩きます。

なめ滝のようなところも出てきました。

サンインシロカネソウが可愛い。
みんな向こうを向いてしまっている。


サバノオに似ています。

岩の間から、鳥上滝が見えました。
3年前には、私が熱中症のようになって、へばったところです。
今日はもちろん元気!

空が晴れてきました。
川から離れると、カタクリの群生ロードが始まるはず~~。

最初の一輪を見つけると、「わっ、可愛い!」と歓声が飛びました。


そしてカタクリロードです!!


もう、夢中ですね。

離れられません。


こんなに可愛いのですもの。


たくさん、たくさん~。
もう少し早い時期だったらもっと良かったかな。

山頂も一面カタクリでしたが、もう終盤でした。
須佐之男命が大蛇を退治した時に、尾から出た剣「草薙剣」が出土したことを記す「天叢雲剣・あめのむらくものつるぎ」出現の碑。

風が強―い!
左手の山頂小屋でゆっくり昼食休憩です。


絶景を楽しんだ後は、亀石コースで新緑とお花を楽しみながら下山しました。



ボタンネコノメソウがきらきら光って見えました。

亀石コースはカタバミロードと言いたいくらいびっしりあったのですが、どれも閉じていて、残念。

嬉しかったのはキクザキイチゲ。

ほんのりピンクのイチリンソウも。

こっち向いてくれないけれど。

足元の悪いところは滑らないように、気をつけました。

船通山は、カタクリだけでなくいろんなお花が楽しめる山でした。
若者たちにも満足していただけたようです。

チゴユリ。


ユキザサはまだまだ。


エンレイソウはお花が見れなくて残念。


ツクバネソウ。


ニシキゴロモ。


イカリソウは見つけられず、残念。

下山後は広島県民の森キャンプ場に移動し、夕飯の支度をしてテント泊です。
(常設テントは3700円、寝袋は500円で借りられます)


雨でしたが若者たちは初めての体験で、喜んでもらえました。
かんぱーい!

雨に濡れながら、テント先で小さな焚火ストーブに火を起こして豚汁やジャーマンポテト、マリネなど美味しくいただきました。

よかったわ。
楽しかった。

夜通しひどい雨でした。風も強かった。

翌日は比婆山の予定でしたが、豪雨予報まで出ているので中止です。

2021年5月2日(日) 雨のち晴れ
天気予報や雨雲レーダーを何度眺めても、午前中は雨です。
どこへ行こうか~~。
瀬戸内海側なら、少しはマシのようなので、福岡への帰りに寄れる右田ケ岳に行ってみることにしました。

右田ケ岳の前岳、石船山194m
天徳寺からスタート(11:20)




高度感があります。


雨も降り続くし、若者たちは岩場体験に不安もあるので、右田ヶ岳には行かず、石船山からピストンで下山しました。(駐車場着12:51)
安全第一です!

二日間の山行を、若者たちは、新緑、お花、テント泊、岩山など、新しい経験が出来たと言って喜んでくれました。
良かったです。
二日間の走行距離は何と868キロメートル!
運転をしていただいた男性軍、ありがとうございました。
おかげで遠くまで行くことが出来ました。大変お疲れ様でした。

案内役の私達も、今回の経験を大切にして、また楽しく山に登りたいと思います。

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