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nokoの花図鑑

「みんなの花図鑑」に1か月あまり投稿していました。みなさまの投稿写真を見て刺激を受け、花の写真を撮りつづけます。

山口市 泰雲寺の ウメノキゴゲ ( ..)φメモメモ

2025年03月23日 | カメラ散策

泰雲寺は、山口市 小鯖にある曹洞宗寺院です。

泰雲寺は、始め、闢雲寺と称し、応永10年(1404)に開創されたそうです。

江戸時代には大内教弘卿の菩提所であったが、後には小早川隆景卿御夫妻の菩提所となり、隆景卿の法名により、

泰雲寺と改められたそうです。

山口市の郊外、鳴滝のそばにある、自然豊かな奥ゆかしい古刹です。

由緒ある、お寺で、1411年火災で全焼したそうですが、当時の様子が残っている貴重なお寺だと思います。

 

今回は、泰雲寺の梅の木についた、ウメノキゴケについてUPします。

初めて見たのは、2022/11/02(2022/11/03 UP済み)のことです。

ウメノキゴケのことについて、調べました。

ウメノキゴケは地衣類の一種で、地衣類とは菌類の仲間で、藻類と共生して生活するという特徴があります。

ある園芸業者の方は、除去する方法は「酢を薄めて、毎日かける」とのことでした。梅を助けたい気持ちがありましたが

山口市まで毎日となると到底かなわぬことです。我が家の前の公園だとやれたかもしれません。

今、公園の桜は樹齢40年のソメイヨシノです。まだ元気です。昨年は、市の方から電線にかかるため剪定に来られました。

まだウメノキゴケはついていません。

ウメノキゴケを調べていくと

ウメやサクラに生息することが多く、その存在は環境の健全さを示す指標となることがあります。

ウメノキゴケは、排気ガスや大気中の汚染物質に弱いため、都市部で見られることは少ないです。

したがって、都市の環境が改善されることで、ウメノキゴケが増加することがあります。

ということで、ウメノキゴケが豊富に生育している場所は、比較的クリーンで健康的な環境である可能性が高いです。

ウメノキゴケが付いていること自体は、樹木や岩の健康には直接的な影響を与えません。その存在が環境のバランスを

保つ上で重要な役割を果たしていることを考慮すると、木を弱らせるとは言えないでしょう。

環境の健全さを示す指標となることがあります。

 

しかし、ウメノキゴケは、元気のない木につきやすいようです。樹齢600年(推定)の梅の木であっては

仕方のないことかもしれません。当地は、条件的に排気ガスに無縁の山・滝・清流に囲まれた自然豊かな地で

ウメノキゴケに対しては絶好の場所なのでしょうね。

しかし、花は確実に少なくなっていますので、もう少し減らす対策はして欲しい気持ちです。

しかし、広大な敷地では手が回らないのも仕方がないことです。

「成長は遅く、1年に2~3mmしか大きくなりません。」とのことで古い変遷を感じます。

 

これ以上増やさない対応策 (カワイ樹園さんより)

木が弱ってくるので 樹木活力剤や肥料を与えてください。

① コケを削り落とす(高圧洗浄なら お湯は×)
→お酢を2倍程度に薄め 毎日スプレー散布をし様子を見ながら続けます・・・。

② 消毒(殺菌剤)  数回散布が必要。樹木が弱っているので薬害被害の心配。

※当社では安心無害な①のお酢の散布をお客様へおすすめしております。

お酢は食品用のお酢でも大丈夫です。わざわざ買いに行く必要もないですよね!

※散布間隔やお酢の濃さは樹木の様子を見ながら決めてください。 

 

3月20日の撮影です 画像でご覧ください。

回廊の正面です。奥が本堂です。中央には池があります。

1本目のウメの木

2本目のウメの木

3本目のウメの木

4本目のウメの木

5本目のウメの木

マツゴケ・スギゴケもありますが、サクラにつくのは、ウメノキゴケです。次回は桜についたウメノキゴケです。

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