落穂日記

映画や本などの感想を主に書いてます。人権問題、ボランティア活動などについてもたまに。

祭り継続中

2008年07月23日 | diary
えー。
先々週からひとり夏映画祭り状態で映画(それもほとんど日本で一般公開の見込みがないマイナー映画)観まくりレビュー書きまくりのぐりですが。
読んでくださってる皆さん、大丈夫ですか?ついてこれてます?無理か。無理でも勝手にやりますけど(爆)。ええもちろん今週末もSKIPシティ国際Dシネマ映画祭、行く予定ですがなにか?前売チケット残ってるし。おほほ。
今日は先週にひきつづき映画祭会場で思ったことつれづれ。

東京国際レズビアン&ゲイ映画祭、やっぱスパイラルの熱気はいい。ちゅーか映画祭会場で酒飲めるってやっぱいいわ(爆)。なんかさ、「そんなカタくなんなくってもさー、映画なんだからさー」的なゆるいノリで(そうか?)。しかしここはいっつもこんなに空気悪かったっけ?しばらく外に出ないと酸欠になって気持ち悪かった。
今回は整理番号の発行など受付手続きもスムーズでスタッフの対応もなかなか好印象でした。例年だとけっこーワケわかってない困ったちゃんがいたりして混乱することもあったけど、今年はそういうことはなかった・・・ってあ、ぐりはスパイラル1日しか行ってなかったわ。たまたまかも。

*SKIPシティ国際Dシネマ映画祭、客少なっ!大丈夫かおーい。
これまでのところ満席近くまで入ってたのはぐりが観た5プログラム中『キャプテン アブ・ラエド』のみで、『ザ・クラス』にいたってはビックリするほどガッラガラ。連休やっちゅーにどないなってんねん。
宣伝もっとちゃんとせいや〜。ブログ検索とかでレビュー探しても落穂日記しかヒットせんてどーゆーこっちゃい。作品の質がどんだけよくても客に観てもらえんかったら意味ないやんけ!実際、TILGFFは客席にも某字幕翻訳家とか某映画ライターとかそのスジ系の方もチラホラ見えてましたけど、IDCFの方は見事にサッパリ!やもんねー。それなのに、空いてるからなのか後ろに川口市長が座ってたり隣にゲストが座ってたり、試写会のよーな濃い客席(ぐりの座席の選び方のせいか?)。なんや落ち着かんわー。
つーてもVarietyJapanとかCINEMA TOPICS ONLINEとか映画情報サイトに告知は出てるから、映画祭としての認知度は悪くないハズ。でも誰も来ないってことはロケーションのせいもあると思う。川口=埼玉=遠い、みたいな。確かに遠いよ。ぐりのうち(都内)からだと1時間弱かな。けど1時間なんて大して遠くないよ。京浜東北線、逆方向は空いてて快適よ。駅からは無料直行バスもある。
あとはやっぱしスターがおらんってのもあるかなー。ゲスト地味だし、イベントもファミリー向けメインだし。
出品作がほとんど一般公開されないから、映画祭としてアピールしやすい実績もあんまりない。『ある愛の風景』がこの映画祭で賞穫ってたってぐりも今回初めて知りましたし。

*ゲストといえばQ&A。
通訳(ゲストが非英語ネイティブなのに英語でQ&Aってのが多い)のせいなのかなんなのか、TILGFFにしてもIDCFにしても異常に噛みあわない質疑応答が多すぎてストレスたまりまくり。ヤル気のない司会者、人の話をマジメに聞かない司会者もホンマ勘弁してほしー。
それにしても海外ゲストのみなさん話がうまい。特に欧米、中東方面の方々の能弁さにはおそれいります。質問がつまらなくても司会者がダウナーでも決してへこたれず、持てるサービス精神すべてを駆使して一生懸命語る姿はそれだけで賞賛に値します。
しかしIDCFのQ&Aのショボさは特筆に値するね(爆)。雰囲気がカタイのよーとーにーかーくー。司会でもっとどーにかならんかな。挙手する人が少ないのは挙手しにくい雰囲気ってのもあるよ。ぐりは毎回質問してるけど、いいかげん司会者に「またおまえか」みたいな顔されんのも飽きました。だって他に質問する人おらんねんからしゃーないやろ!映画祭の醍醐味はクリエイター本人の言葉がナマで聞けるQ&Aにかかってるといっても過言ではないっちゅーのに。
これを期にもっと有意義なQ&Aにするにはどーすべきか、もうちょっと真剣に考えてもらいたいですな。


SKIPシティ脇の空き地。
いったい何坪あんのか知りませんがとにかく広い。『夕凪の街 桜の国』とか『母べえ』『20世紀少年』のオープンセットはここで組んだらしーです。都心から近いし、SKIPシティ以外に大きな建物が周りにないので、セット組むにはいい場所かも。

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