金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

微笑んで下さる君に

2019年01月07日 19時13分43秒 | 日々あれこれ
簡単そうだけどな~・・・


今日中にしとかないっとって
出張が続く坊守。

今年の末の報恩講の最高のお飾り
徳正寺「念仏あられ」を拵える。

一年かけて仕上がる最高のお飾り。

お正月のお飾りにとご門徒のお力を頂き
お供えさせていただいたお餅。

寒に入る頃、
聞こえてくる我が家の風物詩。

「カッタン、カッタン・・・」
「コトン、コトン、コトン・・・」
「コト、コト、コト・・・」

坊守は餅きり機でま~るい重ね餅を
細く棒状に切りそろえ
それをサイコロ状にしていきます。

リズミカルに・・・

途中に音が止まり静かになるのは
その作業が楽ではないことを示します。

「手伝うよ」
「大丈夫だから休んでて・・・」

それでもチットは違うかなって
半ばごり押しで包丁とまな板を出してもらった。

これがなかなか・・・

コイツの「コットン」の間に
坊守の「コトコトコト」って3回は音が鳴る。

「コッ、コトコトコト、トン」
「コッ、コトコトコト、トン」

情けないかなこんな有り様。

それでもなんかうれしくて
よろこんでくれる坊守の微笑みがうれしくて。

一緒の今がうれしくて・・・

一端にヤッタ感満載!

痺れと痛みが両手を襲う。
そのしんどさを感じつつ
ようこそ、ようこそ
毎年、この最高の報恩講のお飾りを続けてくれています。


有り難い!
コメント
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