お伊勢参りも純粋な信仰心から来た訳でなく。禊としての神社と遊びがセットされていた。色町の様相もあり、名物もあった。海産物にも恵まれ、山の人にとっては、貴重なグルメも賞味できた。何しろ、一生に一度のお伊勢参りであった。名残が赤福や生姜糖の土産物残っている。今では、参拝はそこそこにして、土産物や食事を楽しむためにお蔭横丁に滞在する。私たちは、昼食はカレー屋にした。夜に魚を食べようとの魂胆で、私は、食べるのに迷ったら、カレーライスにすることに決めている。何故なら、どんな場所のカレーもそこそこに美味しいからと、理屈をつけている。