橿原神宮は広い敷地を持っていることは先に書いたが、野鳥の宝庫でもある。橿原神宮西口にある深田湖周辺は多くの野鳥が訪れる。ここで野鳥の観察も面白い。久米の仙人で有名な久米寺も近い。久米の仙人は空を飛ぶ力を持っていたが地上の女性の足に見とれて落ちてしまった。この話にさらに落ちがあってこの女性と久米の仙人は目出度く結ばれたそうだ・・・。
奈良は京都より昔に栄えた。遷都1200年を誇る。京都のお寺を新興仏教・葬式仏教とまで言う人がいる。古いものに事欠かない。しかし、この橿原神宮は明治に京都より移築されたもの。皇紀2600年を記念してのものらしい。この敷地は誰が準備したのか不思議に思い、人の少ない広い敷地を歩きながら初詣の賑わいに思いを馳せた。
橿原神宮は大きな森の中に存在した。神宮の入り口から神宮までゆっくり歩けば30分近くかかる。中に大きな道路も走っておりその規模の大きさに驚かされた。ただ、今井町から神宮の森の手前にネオン豊かなホテル街がありホテル街の中を通るか左にそれて遠回りするか戸惑った。まあ昔は、信仰と遊びはセットされていたので致し方ないかと妙に納得させられた。
今井町には奈良県に住んでいたこともあり何度も来ているが、来るたびに新たな発見がある。この建物も「今井まちなみ交流センター」で今井町の情報発信センターの役割を担っている。街中をうろうろしていて今回この建物を発見した。但し、月曜が休館日で中を見ることができなかった。今井町のほとんどは月曜に休んでいる。しゃれたレストランなどもあり叉を楽しみとして橿原神宮を目指した・・・。
阪神電車三宮駅から奈良まで直行電車が出ている。上本町で下車。近鉄大阪線に乗継八木駅で下車。八木駅は橿原市の玄関口。今井町はそこから橿原神宮方面へ乗り換え八木西口で降りれば目の前。今回は八木駅から徒歩で向かった。途中「団子荘」でお団子を買う。肉屋さんが経営している焼き肉店で昼食。輸入物の雑貨屋で小休止。そのうちに今井町の入り口が見えて来た。江戸時代の街が現代の世にひっそりと再現する様は驚きとしか表現できない。往時は4千人の人が暮らしていたという。奈良の富の7分は今井町にありとまで喧伝された。廻りを掘割で囲み寺を中心に自治領を形成。奈良県はあちこちにこんな古い町が残っている。
魚がいる場所は釣り人だけの場でなく、海を生活の場にしている鳥も集まる。鵜の目鷹の目状態で魚は狙われる。生き物は人間のように生活を楽しむすべがなく日々の食料を取ることがすなわち生きること。朝から晩まで獲物を狙い続ける。ましては、年金もない。収穫ができない生物はやがて朽ちていく。
私はどちらかといえば運動が苦手。中には好きな運動もある。球技でテニスや卓球。素手でやるバレーは不得意。泳ぎもほとんどできない。ましてや潜ることなど考えたこともない。ハンググライダーなどで空を飛ぶこともできるはずがない。ただひたすらとぼとぼと地表を歩くのみ。最近は自転車が多い。ヨットハーバーの船は私にとって遠い存在。景色の一部として切り取った。
昨日はフライグして別な店を紹介したが、今日の写真の餃子を食べに神戸の三井アウトレットモールへ行った。「ドラゴンレッドリバー」は度過去にも紹介したが味も変わっていなくて香港の店に来た様な雰囲気も残っていた。大きな餃子に満足したが、本当はビールを注文したかった。一緒に行った友が下戸で一人で飲むのもと思い断念。店を出て海に向かった。釣り人が数人見えた。近づいて様子を見ると小ぶりだが数匹釣りあげた。環境も良いので来週あたり行ってみようと思っている。
「至らない私たちですが、また来てくださいませ!」「50円割引サービスさせて頂きます」割烹大作。食事の帰りにおかみさんから一枚の紙をもらった。もう一年以上前になるが湊川の商店街を抜け北側の川を渡ると小さな東山商店街に出る。そこに「割烹大作」がある。そこで食べた鯛のあら炊きが忘れられなくてほぼ一年ぶりに訪れた。消費税のアップで値段も変わっているかと思ったが以前と同じ850円。写真で見れば分かるがあら炊きにごぼう、大根、シイタケが一緒に煮込まれ、小鉢も美味しくもったいない気持ちでいただいた。もくもくと鯛の頭と格闘し、大きな満足を得た。「美味しかった」と伝えると主人は恥ずかしそうに頭を下げた。
神戸の三井アウトレットモールへ行った。散歩と食事を兼ねてのアウトレットモール。行くたびに何かと求めたので今回は見るだけにした。何度か財布と相談する機会があったが止めた。11時30分ごろ着いた時は、火曜日とウイークディであったので客もそんなにいなかった。それでも1時前には駐車場も一杯になるほど人が増えた。いくつかのブースを見学し、昼を食べることとした。場所は前回と同じ・・・・。