道を歩くただひたすらに歩く。月に２，３回ハイキングクラブの例会。土地勘も無いのでいろんな場所を歩くのは楽しい。歩きながらふと考える。おそらく同じ道を歩くことは無いだろう。この光景に触れることはもう無いと思うと
光景をしっかり心に留めたいと思う。一回にせいぜい１０ｋｍ。月に３回で３０ｋｍ。１年で３６０ｋｍ。
一瞬の時に心奪われる。目の前に展開する光景に立ちすくむ。初めて歩く道や建物を見て、もうこの光景に二度と出会わないと思うと愛おしく感じることがある。そっと残したい光景がある・・・。
鮮やかな赤色が目に飛び込んだ。私の好きな花。白い壁面に映えていた。緑の葉に赤色の配色は神様のなせる業。歩くことによって得られる幸せをかみしめた。
萩は寺に良く似合う。それも手入れの活き届いた寺より、草で覆われた寺に似合う。萩という名前が先にあって花はひそかに咲いている。萩の寺。横を静かに通り過ぎて山の頂を目指した。
Ｇｅｎｅ ＡｕｓｔｉｎのＭｙ Ｂｌｕｅ Ｈｅａｖｅｎの訳詩で
私の青空
夕暮れに仰ぎ見る 輝く青空
日暮れて辿（たど）るは わが家の細い道
せまいながらも 楽しい我家
愛の灯影の さすところ
恋しい家こそ 私の青空 私の青空
この歌が私の内から 湧き出てきた
急にお誘いがあり舞子へ行った。舞子は明石大橋のたもと。目前に大橋が広がりその先は、２３日に行った淡路島。それにしても舞子の地名はどこから来たのかと考えた。ネットで調べれば５分もしないうちに答えが出そう。簡単に答えが出るのも面白くない。近くで釣り人を見つけた。サビキでほどほどの鯵が釣れていた。
ベラが２匹。カワハギが一匹。他２匹は名称不明。昨日のささやかな収穫。塩を振りしばらく置いて焼き魚にした。ベラの塩焼きは好物。刺身も美味しいらしい。小さいがカワハギも美味。皮がするりとむけるのは感激ものの驚きだった。
淡路島は神戸のお隣さん。すぐそこに見える橋も車で通るには橋と反対側を４ｋｍ近く走らないと通れない。朝早く友達と釣りに出かけた。月初めは山口の周防大島に出かけ釣りの成果はいま一つだった。今回はそこそこのベラが２匹とそのほか数匹が揚った。午前中釣って道の駅で昼食を食べた。島に数か所の道の駅があるが今回は当たり。そこそこの値段で美味しい食事をいただいた。残念ながら名前は失念した。
きれいな色のチョコレートをいただいた。一粒、口にいれるとふくよかな香りが広がった。黄色を食べて、緑を食べて、橙色を食べて、最後にチョコレート色を口に含んだ。
姫路駅北側から姫路城を見た。昔のイメージと異なった。白鷺城と言われた姫路城が別物に見えた。疲れていたこともあり今回は見過ごすことにした。また、いつか訪ねよう。それにしても駅周辺の再開発が進んでいた。過剰投資しとも思えるが大丈夫？
