私の家のベランダから関空を目指して一台の飛行機が飛び立った 。なんとなく海を見ていた。遠くに飛行機を見た。望遠鏡を取り出し、飛行機を追った。飛行機は、遠くの山の稜線から高度を下げ詳しく判らないが着陸した。しばらくすると又同じコースに飛行機が飛んで着地した。早速地図を取り出し、確認すると関西空港だと確信した。神戸の家から関空がはるか遠くに見える。一人で興奮した。晴れて視界が良ければ関空が見える。この事実に驚いた。
仕事を辞めた。正確に表現すると、仕事を探すことを辞めた。自由の身となって生きることにした。身体を動かすことのために「ハイキングクラブ」に入会した。月に２、３回行事がある。木工教室に通い、木と戯れて遊んでいる。又、同じ職場にあった友と週一度近くを散歩。絵も描きたい。英会話もしたい。ボランティアも週１～2回予定している。そうは言っても時間は冷酷に過ぎていく。
今日は午前中会合があり、その流れで午後から食事。近くの中華料理の店で男性３名で昼食を取った。店は、十人も入れば満席になりそうな店で夫婦で切り盛りをしていた。誰言うともなく、ビールを注文。餃子、唐揚げ、エビのてんぷらを添えた。時間はやっとお昼の１２時を過ぎた時間。昼間から飲むのに抵抗があった。飲み始めるとその抵抗感も忘れ話が盛り上がった。
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「或る日の事でございます。お釈迦様は極楽の蓮池のふちを、独りでぶらぶらと御歩きになっていらっしゃいました。池の中に咲いている蓮の花は、みんな玉のようにまっ白で、・・・・・・・・・。」芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を流用した。私は、この本をほぼ暗記した。この本を音読することが私の「心の平安を保つことに気づかされた」ことがある。一度手にして音読をされることをお勧めしたい。
明石に行った。明石は日本の標準時間で有名。ＪＲからも明石の標準時計が見られる。今では電波時計がかなり正確な時を教えてくれるのでみんなが標準時間を持っていると言えよう。又、明石港で水揚げさた魚を売る店が軒を並べている。明石焼も有名であちこちに店があり、有名店で列ができる。港へ行き魚の水揚げを見た。大きな「ギザミ」が水揚げされ、一匹、五百円と小耳にはさんだ。昼は、明石駅の構内にあるきし麺屋で美味しいきし麺を頂いた。うどんのスープが美味しくて、つい飲み干した。
神戸で開催された骨董市で見つけたカメラ。おもちゃのカメラと思って購入。ラベルを読むと、「ＳＵＲＰＲＩＳＥ ＣＡＭＥＲＡ」と書かれていた。シャッターを押すとばねの力でレンズから何かが飛び出す仕掛けだろう。まだ封を解いてない。何が出るか楽しみにしている。新潮４５の７月号が面白い。特集「橋下徹の落日」が書かれ、ヤンキー政治家の「ホンネ民主主義」の項が良かった。是非、お読みいただきたい。
東京都議会選挙が終わった。自民、公明の全員当選。共産の倍増。民主の惨敗。注目の維新は、２議席に留まった。首相にしたい人のトップにあった、橋下氏の威光は消えた。維新ブームも凋落し、消えようとしている。「夏草や兵どもの夢のあと・・・。」
ハムエッグを作り、トマトを横で焼いた。途中でオリーブオイルで焼けばと後悔したが、そのまま続行。トーストにイチゴジャムを添えた。飲み物は紅茶。「トワイニングのプリンスオブウエルズ」をたてた。日にちが経過した朝日新聞を広げて、お一人様の朝食がスタートした。雨が止み静かな土曜のあさ。
横山光輝の三国志３０巻、現在１３巻目を読んでいる。当初は、気づかなかったが一巻ごとにそこで登場する主人公のしおりが挿まれている。ただ途中の目印だけでなく、しおりも本の一部であることに気づかされた。１０巻目ぐらいから面白さがまし、読むスピードも増した。裏面には、あらすじがあり、そこから読み始める。読了も近いので次の本を探したい。
空が明るくなってきた。昨日から続いた雨も上がりそう。苺を食べたいと思った。色鉛筆を持ち出し、イメージで描いた。私は、形を描くのが苦手。丸く書いて点を打ち、とりあえず苺の形を付けた。そこに、色鉛筆で色を濃い目に付けた。少し寂しいのでスプーンを置いた。なんだか自分の裸を見せるようで恥ずかしい。取りあえずアップした。
