家で過ごすことが多くなった。本を読んだり、食事を作ったり、テレビを見ていると、一日が過ぎていく。考えてみると一歩も家を出ていない。まして，マンションの１５Ｆに住んでいるとエレベーターに乗る儀式が厄介になる。なるべく外に出るようにしているが。同じような思いをしている友と週一位のペースで会い、散歩をすることにした。友の万歩計で約１万歩を目標にした。昨日は、大開のダイキ前で待ち合わせ、そのまま北進し、松本通を抜け、湊川まで歩いた。神戸の台所を自負する湊川商店街を散策。カフェラテを楽しんだ。モダンな雰囲気の店で若い男性二人で店を経営していた。同期の友とのこと。味も良かった。
風吹岩（標高４４４０ｍ）あたりから少しなだらかになった。横池によって小休止。子供たちが弁当を広げていた。うれしいことに池に蓮の花が咲いていた。
白い色とピンクの蓮。身体の疲れをいやしてくれた。山に登ることは、自分を見つめることだと思う。自分の体の限界を知り、又、自分を客観化できる。
苦しい思いをしたが、又、行ってみたいと思った。いつも自分の部屋から眺めていた山。今回の登山は、山から自分の住んでいる建物を確認できた。
誘ってくれた友に感謝したい。
六甲の表玄関から、芦屋の住宅地を抜けるといきなり、石ごろごろの登山道が待っている。これが六甲の面白さ。９３１mの標高ながら１，０００mを超える山に匹敵する起伏に富んでいる。普通山に登るときは、既に出発点で数百mの地点から登るが、六甲の場合は、海に近く、標高も０ｍに近い。又、神戸という都市の街中から登る。苦労して頂上に着くと、ハイヒールを履いたお嬢さんに出合う。すなわち車でも登れる山である。途中の高座の滝を見て風吹岩を経て六甲最高峰に着いた。登頂成功。一軒茶屋が閉じていたので、自販機でサイダーを買って、乾杯。その後下り道を有馬温泉を目指した。
六甲山の登山口はいくつもあるが、代表は、阪急電鉄の芦屋川駅。それなりの雰囲気を持っている。駅を出ると小さな広場があり、トイレも完備し、木製のベンチが登山客を迎える。又、今日のブログの道しるべも設置されている。普通電車しか停まらないが、芦屋の住宅地にあり、結構賑いを見せる。既に、数人の登山者がいて、これからの登山への期待に胸を膨らませている。若い女性も多く、山ガールと呼ばれ、お洒落な雰囲気を醸し出す。服も靴もザックもこの世界の有名ブランド。しばらく待つと今日の案内人が現れた。早速登りはじめた。当初は、芦屋川沿いに住宅地をしばらく進むと登山道が突然現れた。（続く）
久しぶりに有馬温泉へ行った。市営の温泉（金泉）で登山で疲れた身体を温めた。六甲を５，６時間近く歩き通した身体が還った。お風呂の後は、ビールで乾杯。新しい店で飲んだが、てんぷらや唐揚げ、特にお豆腐が美味しかった。温泉地も女性をターゲットに変わりつつあると感じた。帰りは、程よい疲れで熟睡し、有馬温泉始発の電車で帰った。久々の六甲登山のことは明日以降にアップ予定。
今度の月曜日は、、久しぶりに六甲山へ行きます。もう長いこと山に登っていないので少々不安ですが、ガイドがしっかりしているので安心しています。予定では、山頂を目指し、その後、有馬温泉に行く予定です。果たして予定通り行けるかどうか分かりません。たぶん大丈夫でしょう・・・。
神戸は文化の香りが深い街で、あちこちに彫像がある。少し古いイメージは否めないが公園の彫像を撮った。もう数十年経っているこの彫像も、景色の一部になっている。公園で長い時間を過ごすことはなかったが、私も長い時間を持て余した時は、公園の景色の一部になって長い時間を過ごすだろう。ベンチに座ってどんな景色を見るだろうか。
今まであまり野菜を食べなかった。それでもトマトが好きで、毎朝トマトを切ってレタスを添える。時々、きゅうりもプラスする。しかし、サラダで食べる野菜の量は、限られる。煮付けや炒め等でしっかり補うことが大切である。このことは、感覚的に分かっている。しかし、肉や魚を中心に食べてしまう。これから野菜とうまく付き合っていきたい。赤や緑や黄色の色合いも大切だと聞いたことがある。
長田神社に沿って上って行くと、高取山登山口の石柱があった。そこから、登りはじめるがしばらくは、民家もあり山と言うより、急斜面の団地を登る雰囲気。道は、階段もあり、山上にある、高取神社への参道と表現した方が分かりやすい。標高は３５０ｍ位だが、勾配もありかなりきつい。久しぶりの山であったので「ハアハア」と息を切らして登った。最後に長い階段を上ると、神社に到着。頂上に至る道は通行禁止の表札があったので、断念した。帰りに登山口の近くにあった来来亭（ラーメン屋）で餃子定食をいただいた。尾道ラーメンを彷彿させるスープで堪能した。また、神戸コーヒーの本店も近くにあり、食事もできるので次回には寄ってみたいと思った。
身の回りがプラスチックや金属等の無機質なものに囲まれていると心も無機質になり、渇きを覚える。趣味の木工教室で材木や板に触れていると心が落ち着いてくる。今回は、赤色が美しい、杉材を買った。幅９０ｃｍ、奥行き約５５ｃｍの机に挑戦することとした。自分で作った机で本を読んだり、パソコンをしたり今から楽しみにしている。時間をかけてゆっくりと作りたい。
