何も遠くに行かなくても。身の廻りに「美」がある。少し目を変えて物を見れば、見てくるものがある。住まいから数分の場所に「美」を求めて見た。私だけの世界を・・・。
アザミの花は街場には似合わない。ひっそりと美しく咲く。山を歩いて疲れた時。アザミの花に出会うと。心洗われる。アザミの花はひそかに咲いてひそかに消えていく・・・。
アンパンが好き。時折、コーヒーのお供にいただく。漉しあんより粒あんが好物。軽い昼職にカレーパンとアンパンの組み合わせが登場する。コーヒーをいただきながらアンパンをほおばる瞬間は平和な時間。昨日のラジオでビール（スタウト）のお供に甘いものも合うと話されていた。辛党と甘党のコラボもおもしろそう・・・。
いつもあるものが無いと心もとない。古い眼鏡をかけて見たがうまくいかない。メガネが手元にある時はつけてなくてもなんともない。ないとなれば話は別。いかに日ごろお世話になっているのかと思い知らされた。新しいメガネができたら「しっかり大切にしよう」と思っている。
大阪の喧騒から神戸の郊外の光景に戻りましょう。なんか優しい笑顔が戻ってきそう・・・。今日はメガネ突然折れた。確かに折れる前兆はあったが。いつもあるものが無いと困ってしまう。「そうだ湊川の知人のお店があった」と思い出し。駆けつけた。お店で楽しい会話を続けるうちにメガネが決まった。「ミエールメガネ湊川店」出来上がるのが楽しみ。
大阪の南は本音の街。それぞれのお店も自己主張。ここに私がいますと訴える。海外からのお客も多い。上品な心斎橋から難波、天王寺とボルテージが上がる。エレベータに乗ったとたん。この状況に驚かされる。神戸に早く帰りたい・・・。
大阪の南に行った。南は北と並ぶ大阪の繁華街。北は梅田周辺。南は難波や天王寺。難波の隣が日本橋。電電タウンを目指した。もちろんオーデオ関係の物色。しかし、街の様相は東京の秋葉原のミニュチア番。目的の店も数件あったがお宅の街に変わっていた。違った意味で私も「お宅」かもと・・・。
この季節になると。日陰を求めて歩きだす。木陰でもあるとうれしくなる里道を歩いて大きな木陰を見つけるとうれしくなる。「大きな栗の木の下であなたと私」と口ずさむ。甘い西瓜を齧りたい・・・。
神戸の新開地（東京では浅草）から神戸電鉄が神戸の北部に走っている。市民は、神鉄（しんてつ）と言う。三田市や三木市へ向かう。郊外の山や自然を求める客や有馬温泉などもその区間にある。神戸のベッドタウン西鈴蘭台で下車。新設された「あいな里山公園」を目指した。農業体験などもできる公園で一日のんびり過ごした。
緑の借景が見える。窓を開ければ緑の光景が飛び込んでくる。非日常の空間。都会の喧騒から離れて歩くと世界が広がる。少しの間、目を閉じた。どんな夢が広がるのかと・・・。
