七夕

短冊を幼き子から渡されて七文字書いて二度塗りつぶす


とりどりの願いを結び身の丈の笹かろやかに担ぐ甚兵衛


押しつけの願いの束に笹は垂れ梅雨の終わりを知る稲光

悔い改めよの項

　「正義のヒーロー・最終攻撃」で毒気を抜かれてしまい、さすがに懐メロ熱も少し冷めてきた。
　本当は「ウルトラマンレオのオープニングテーマは名曲だ」とか「宇宙戦艦ヤマトの女性バックコーラス問題」とか「斉藤由貴と南野陽子から見る８０年代アイドルの展望」とか、スーパーマニアックな考察を繰り広げようかなとも考えていたんだけど、今となっては、そんなことしても虚しいだけだということが分かるくらいには冷静になっている。

　そんなわけで、この「たんたか雑記」も本来の趣旨に戻り（てゆーか、初っぱなからコースアウトしたんだけど）、短歌に関する物事のみを綴っていこうか、心を入れ替えようかとも考えたんだけど、それもつまらないよね、そーゆー風に物事を縛るのってよくないよね、とも思うので、ここらへん長いセンテンスで恐縮だが、　しばらくは出たとこ勝負身辺雑記で行きます。
なるべく短歌を絡めるように努力しますので、どうぞよろしく。